温泉めぐり (岩波文庫)

著者 :
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本棚登録 : 73
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003102176

作品紹介・あらすじ

自然主義小説家・田山花袋はまたジャーナリストで無類の旅行好き。手甲脚絆、日に十数里もゆく昔の旅と全国の温泉を美辞麗句抜きで素朴に記す。風景・湯量・宿・人情をなつかしく綴る紀行文は今日温泉を巡る者にもよき伴侶となるだろう。

感想・レビュー・書評

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  • なるほど、国木田独歩に小説の手ほどきをしたのは花袋だというだけあって、温泉版『武蔵野』といった印象を受けた。自然描写が丁寧で映画を見るような美しさ。のんびりゆったり浸らせて頂きました。

  • 田山花袋の温泉ガイド 最後に「しかし何と言っても、温泉は別府だ。」が好き。
    地図を見ながら読み進めた。楽しめた。

  • 日本人は古来から温泉を楽しんできた民族であり、そのため日本全国様々な場所に温泉地がある。そのうちのいくつかを紀行文の形式で紹介している。
    (高分子工学科 B3)

  • 温泉行きたくなった。

  • 温泉について、今と昔の比較ができたら面白いなぁ、と思って購入。田山花袋といえば、明治生まれの文豪。この「温泉めぐり」は約90年前(大正時代)に書かれた本。まだ交通の発達していない時代なのに、この人、日本全国いたるところの温泉に入っている。新幹線も飛行機もないのに、南は鹿児島指宿から北は青森浅虫まで、有名どころの温泉はすべて網羅。どれだけ温泉好きなんだろう。おかげで当時の温泉事情がよく分かる。この本で初めて知って、興味を引かれた場所は、姥子温泉(箱根)、月の瀬の谷(奈良)、松之山温泉(新潟)など。今も知られている温泉場の印象がほとんど当時と変わっていないのには驚いた。

  • 温泉が好きです、お風呂が大好きです。
    そんな気持ちで読める大正時代の旅行案内書。
    今の時代とは違ってしまっているけど変わらない事も確かにあって。
    読みながら笑ってしまう文章やロマンチックな方だったんだろうか?
    と思えてしまう文章たちで、楽しい温泉旅行記でした。
    紹介されている温泉に行く時に持って行きたいなあと思います。

  • 「誇る文豪 田山花袋」で群馬県民に馴染みのある花袋の温泉旅行記。
    解説によると、花袋がアメリカに暮らしていたときに願ったことは、何かを見たいとか食べたいとかではなく、「温泉に入りたい」だったという。
    それくらい温泉好きな著者が書いた本なので、もちろん温泉愛に満ち溢れた作品になっている。
    ただお湯につかるだけではなく、その土地の風景や名所を楽しむのも温泉めぐりの醍醐味のひとつ。
    私もいつかこの本を持って温泉めぐりをしたいと思う。

  • 群馬の文豪・田山花袋による温泉紀行文。夥しい数の温泉のかなりにおいて自分の見聞による評価を加えていて臨場感が伝わって読み応えがある。明治の文学人たちは結構日本国中歩き回っているのだ。

  • 300ページ超にわたって、ひたすらに日本の温泉について書かれてある。文学者らしい言葉遣いや表現はあまりなく、花袋が感じたこと、経験したことを淡々と書き連ねた一冊。
    花袋が日本地理(地名)につい造詣が深いことを理解させてくれる。

  • よくもここまで歩きまわったなと関心してしまった。旅行に行きたくなる。

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