あらくれ (岩波文庫)

著者 : 徳田秋声
  • 岩波書店 (1972年9月発売)
3.10
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  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003102213

あらくれ (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 徳田秋声初読。

    大正時代の小説にしてはなかなか読みやすい文章だと思った。

    気性の激しい女性、お島を主人公に、彼女の人生を描いた作品なのだが、この時代の女性にしては革新的な(何かを自分の力で為そうとする)人物として描かれているので、そこも読みやすい要因の一つであろうかと思う。

    ただ、この本が面白いかと問われたら「これは面白いのか…?」と言いたくなる。
    物語として面白い面白くないの話をするべき本ではないのかもしれない。

    生母に虐待され、養家で望まない結婚をさせられ、そこから逃れるも、その後もあまり男運がよくないような人生を歩んでいくお島を
    、自然主義文学らしく、本当にありのままにただ描いているのである。
    「こういう人、いるよねー」と言いたくなる本であった。

    そのリアルさがなかなか良かった。

  • 独立起業する女性、貞操観念に囚われない女性、そのことがセンセーショナルだった、暗黒時代を舞台にした戦前の小説。

    自然主義という作法を、どうしたって好きになれないので、日本自然主義文学の4番バッターといわれる「あらくれ」も、端的にいえばつまらなかった。誤解を承知の上でいえば、『自然主義=娯楽性の放棄、詩の不在』だと思うので、文学史的な意味を持ち出して来て、本作を価値付けするような読み方に、ご苦労さまと皮肉でもいいたくなる。

  • 作者、徳田秋声。
    男勝りで、行動力があり、個性的な女性が主人公。
    大正初期の風潮を豊かに描き出した作品。

  • 監督 成瀬巳喜男
    原作 徳田秋声「あらくれ」
    脚本 水木洋子
    撮影 玉井正夫
    音楽 斎藤一郎
    出演 高峰秀子/上原謙/森雅之/加東大介/仲代達矢/東野英治郎/岸輝子/宮口精二/中北千枝子

    早稲田松竹2本目(成瀬巳喜男特集)
    DVDデータがないので、書名で代用(本も読んでいるけどね)

    高峰秀子って、清純無垢な役よりも意地悪はすっぱの方が素敵な気がする。でもおゆうの方が、性格悪い。わたしも「あらくれ」たい。温泉地で流れるは「岸の柳」でした。
    古い映画の、街並みや服装、言葉使い、その他風俗を見るのが好き。

  • 「一人の女の人間関係」
    現代でいう昼ドラみたい。

  • 女って逞しい!男ども!みならえ!!!

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