黴 (岩波文庫)

著者 :
  • 岩波書店
3.22
  • (1)
  • (1)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 38
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003102244

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 『新世帯』『足迹』に見られる読者の罪悪感を抉る作風を残しつつ、恩師との今生の別れや結婚など人生の節目を主人公夫婦の心理とともに静かに描く。過度の描写にに頼らない事件の場面や、嫌みなく添えられた興味深い技巧の数々が一見淡々とした作品を魅力的なものにしています。

  • 場面があっちへこっちへ移るから、また旧字体で読みにくい。秋声らしい地味な作風が伝わってくる。

  • 話自体は、たいしたことはない。

    なんとなくくっついて子をもうけたものの、それを世間になるべく隠そうとしながら喧嘩ばかりを繰り返し、しかし別れるまでには至らない引越しをよくする貧乏な夫婦についての、あれやこれやが書かれている。

    もっとも気になったのは、徳田秋声の使うオノマトペが特徴的なこと。ちょっとあれは尋常じゃない。

  • 7/3

全5件中 1 - 5件を表示

黴 (岩波文庫)のその他の作品

黴の詳細を見る 徳田秋声
黴の詳細を見る 徳田秋声

徳田秋声の作品

ツイートする