夜明け前 第1部(下) (岩波文庫)

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  • 岩波書店
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レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003102435

感想・レビュー・書評

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  • 本居宣長というと古事記の研究をした国学者ということくらいしか知らず、その主張や思想などは知らなかった。国学が尊王に結びついて倒幕に向かう、なるほど。
    今年の目標の一つが住井すゑの『橋のない川』を読み切ることで、今途中なのだが、あちらを読んでいると国学に対してとてもモヤモヤしたものを感じる。「夜明け前」って、武家中心の世であった中世は夜であったという国学者の主張で、そういう意味の「夜明け」なの?それっていったい誰にとっての「夜明け」?などと少し斜めに考えてしまう。
    半蔵はこれからどうするのだろうか。第一部の最後は「一切は神の心であろうござる」で終わっているけど、それでいいのか?『破戒』といい、なるようにしかならないのだと言われているようで読んでいて無力感を感じる。丑松も半蔵も周りの状況に従うだけ?

  • 2010年 読了

    *青空文庫

  • 幕末の激動の時代の大政奉還の頃までを描く。庶民の主人公なのでこの頃にはあまり登場せず起こったことの説明が多い気がする。

  • 明治維新を木曽路の宿場の観点から教えてくれる。

  • 複雑な時代の荒波にもまれる草莽の人々がよくわかる。

  • 時代背景としては、桜田門外の変以降、攘夷の高まり、朝廷威力の増大(幕府の地位低下)、また、家茂死去と慶喜将軍就任まで。
    天狗党の乱も触れられている。
    宿場を守る半蔵の視点から激動の世の中の変遷を見事に描いている。
    必ずしも武士だけの倒幕ではなかったし、若者の国学への憧れは正義を全うしようとする姿を象徴している。

    第二部では、いよいよ岩倉具視の復権により倒幕への動き、明治維新による国家神道の動きに展開していくのだろう。

  • 湯河原などを舞台とした作品です。

  • ちょっと中だるみ?動かないなぁー半蔵さん。

  • 半蔵は結局動かない気なのか。こんな調子で二部に行くのか。読んでいて辛いが、最後フラグ立ったか? と期待してみる

  • あらー赤いほうの装丁が登録されてないー

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