- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003103746
感想・レビュー・書評
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「コーヒー哲学序説」
コーヒーを飲みながら読んだが、もう1杯飲みたくなったのでたった今やかんを火にかけたところである。
こういう随筆が好きなので、とても楽しめた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784003103746 -
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面白い。寺田寅彦は本当に面白い。
専門分野というものを国だとすると、ある国で稼いだ通貨はその国でしか使えない。でも寺田寅彦はこれを両替することができる。だから彼の至る所すべて、科学者の精度と詩人の無碍さの光が当たる。肩書きを見れば物理学者で随筆家、とwikipediaにも書いてあるが、そんな社会的な分類法は霞むようだ。彼は彼の一事を生きたのだろう。
あぁ寺田寅彦になりたい。 -
科学とマスコミの問題。
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だんだんと、説教臭くなってきて、「どんぐり」とか「竜舌蘭」みたいな初期のとんでもない作品がなくなってくる。
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相変わらず寺田寅彦の日本語力は素晴らしいとつくづく感心。夏目漱石の門下生だから当然と言えばそれまでだが、昔の知的エリートというのは本当にすごい。やはり日本語力には俳句の素養がかかせないと思った。
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ダラダラ読んでたのをやっと読み終えた。内容的には社会とか雑感とか科学と文学の論文があって好きな巻。あとはよっぽど金平糖が気になるんだと思ったけど、その後解決したのだろうか。
20150219追記
アインシュタインの眼という番組で金平糖のツノについて解説がされていた。偶々再放送観れて良かった。
20150618
再読 -
請求記号:テラダ
資料番号:010692788 -
これには「珈琲哲学序説」収録。
物理学者だっていうのに文章の上手さに脱帽。サラッと乾いたお洒落な文章を書く人です。
ちなみにこの人が夏目漱石「三四郎」の野々宮さんのモデルらしく。…作中で実験してたね。
100年前の人が珈琲を飲みながら書いたであろう文章を同じく珈琲を飲みながら読む。珈琲万歳。
著者プロフィール
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