大津順吉・和解・ある男、その姉の死 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1995年2月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784003104613

作品紹介・あらすじ

実業家である父にとって、作家志望の息子順吉の生き方は決して許せるものではなかった。しかも女中と結婚するという。こうして父と子の不和は続いた。やがて歳月が二人を近づける。この三部作は、長い確執ののち和解に至るまでの過程とその緊迫した瞬間を、十二分に伝える筆さばきで描き、作者(1883‐1971)の一画期を示すものとなった。

感想・レビュー・書評

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  • 志賀直哉は小僧の神様をいつか読んだ記憶がある。武者小路実篤が好きならば読めるだろうと思っていたが、やはり趣味に合う。
    父との確執を題材にした3篇。
    個人的に印象に残ったのは和解で赤子が亡くなるシーン、胸に迫るものがあった。
    解説によると大津順吉と和解は事実に基づくもの。
    志賀直哉自身も触れていたように、和解においては確執の理由が明言されていないことが気にかかった。

  • 昔の金持ち家庭に育った男(志賀)の雰囲気がすごくよくわかる本。妻に暴言を吐きながら社会問題にはそれなりに向き合う。この時代にはこんな私小説は新鮮だったらしい。読みやすいのでほかにもよんでみたい。

  • 実業家である父にとって,作家志望の息子順吉の生き方は決して許せるものではなかった。

  • これも授業で「和解」をやったため。その後に志賀直哉(白樺派)に興味持つようになったのでその時に読んだ気がします。私小説かと思いますが…白樺派はなんだか不和だの和解だの激しい人間関係多い気がする。(おぼっちゃんだからですか)

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著者プロフィール

志賀直哉

一八八三(明治一六)- 一九七一(昭和四六)年。学習院高等科卒業、東京帝国大学国文科中退。白樺派を代表する作家。「小説の神様」と称され多くの作家に影響を与えた。四九(昭和二四)年、文化勲章受章。主な作品に『暗夜行路』『城の崎にて』『和解』ほか。

「2021年 『日曜日/蜻蛉 生きものと子どもの小品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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