暗夜行路〈前篇〉 (岩波文庫)

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レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003104644

感想・レビュー・書評

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  • <図書館で借りた>
    今の自分にいろいろ響く作品。ちょっと言葉にするには時間がないけれど、これだけはメモ。

    ・「時任健作」めちゃくちゃかっこいい名前。
    ・あてがわれたものに安住することは、自分にとって本当の平安ではないと考えている。
    ・自分がふと感じた既成概念をもじっくり見直して、そこから自由になろうとしている。

  • 展示中 2014.9~

  • 「小僧の神様」や「清兵衛と瓢箪」などの短篇が良かったので、志賀直哉唯一の長篇とされている本作も読んでみた。主人公の時任謙作は作家で、繊細な神経の持ち主。人間関係での悩みが尽きず精神的に参ってばかりいるけれど、気持ちを紛らすために気軽に旅に出たり引っ越しできる生活は羨ましいと思った。お金と時間に余裕がある自由業ゆえの苦悩。「プロスティテュート」の意味が分からず辞書で調べてしまった。ラストで李白の詩集を紐解きながら女を待つシーンが好き。

  • 読んでみると意外にも読みやすかった。
    今回読んでみて私は白樺派と自然主義をほぼ同じものと考えていた事に気がつく。
    実際それは対をなす存在らしく、自分の無知に驚いてみたり。


    細かい感想は後半に書くので、ここでは一言メモ。

    ・謙作の名字が一冊読み終えたと言うのに未だうろ覚え。
    ・結構主人公はろくでなし。
    ・五反田が郊外って驚き
    ・謙作の生活水準が不明
    ・志賀直哉の文章の簡潔であり、凛とした様には脱帽


    では後半へ

  • 主人公の出生が明かされない。だから主人公の憂鬱な気持ちからのあれこれももがきというより「なにやってんだこいつ」的な感想が前に出てきちゃう。後編に向けてのリードのような気がする。全部読んだら感想が変わる気がする。
    夜寝る前に読み進めるのが調度いい。雰囲気も出る。「とりあえず飯を食いにいこう」パターンが多くて読んでて空腹感が…。

  •  どこまで本当の話なんだろう。

     前編の大半が芸者遊び?
     で終わったんだけど、
     あれは何とかならないのかな。
     いらないでしょ!

     出生の秘密発表までものすごく
     焦らされたもんな。

  • 言わずとしれた志賀直哉唯一の長編小説。

  • 尾道でパン屋航路という店をみつけました。

  • 高校時代の国語の教科書に、一部抜粋で載っていたんですが、「ぜんぶよみたい」と思って学校の図書館で読んだ作品です。
    この作者、「鬱々さを作品を通してにじみ出させる」天才だと思って!
    他の作品も暗いものが多いですし。
    でもね。大好きなんです。
    結局この作品を皮切りに高校生の間に志賀直哉さんを沢山読みましたもん。
    まさに鬱々中毒。
    読んだ後に見る青空がとても広く大きく見えます。

  • 大山、尾道などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

志賀 直哉(しが なおや)
1883年2月20日 - 1971年10月21日
宮城県石巻生まれ、東京府育ち。白樺派を代表する小説家。「小説の神様」と称されて、多くの日本人作家に影響を与えた。代表作に「暗夜行路」「和解」「小僧の神様」「城の崎にて」など。

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