フレップ・トリップ (岩波文庫)

著者 : 北原白秋
  • 岩波書店 (2007年11月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003104873

フレップ・トリップ (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 何か、本書に出くわした御蔭で、北原白秋がより身近になった気もするのだが…それ以上に「樺太の往時」が鮮やかに浮かび上がるのが興味深い…
    偶々近年の様子を知っている「樺太の往時」が綴られる興味深さも在るのだが、船客達の“御国訛り”も巧妙に表現した旅人達の様の描写、北原白秋が同行した人達と話し合った文化論や文学に関すること等も面白い。

  • 樺太(サハリン)が好きなので読みました。
    樺太が本格的に開発される前の素朴な風景が美しい日本語でつづられています。

    巻末の詩は必読。
    「フレップトリップ 樺太葡萄の赤い実と黒い実」

    今ころの樺太はまだまだ可能性を秘めた未開地として考えられていたのでしょう。


  • フレップは赤い実、トリップは黒い実。
    ツンドラ地帯の潅木から名づけた白秋の旅。

    白秋ならではの言葉のリズムが鮮明に出ている一冊。
    詩での日本語の美しさではなく、詩人としての彼の言葉の美しさを垣間見るなら、とてもお勧めしたいと思います。
    陽気です実に。しかしそれでも羽目を外したものではなく、どこかレトロにタップを踏んで踊ってしまいたくなるような、そんな言葉の羅列にまたも彼の魅力に取り付かれました。

    気軽にパラパラと読むのにお勧めです。

    (2009.01.31)

  • 心は軽し、気は安し、
    揺れ揺れ、帆綱よ、空高く。

    北原白秋のサハリン旅行の紀行文。
    詩人、歌人だけあって日本語が本当に美しい。
    リズムよく、無駄がなく、艶やかな日本語。
    文章が美しくてため息が出るほど。ただ、欠点は
    美しすぎる日本語なのに、行動理由がほとんどなく
    どういう場面なのか分からないこと。
    白秋先生が飲めや歌えやで騒ぎまくっているだけ。

  • 125年前の1885年1月25日熊本県に生まれた詩人・歌人・童話作家。1942年11月2日、57歳で逝去。からたちの花が咲いたよ。白い白い花が咲いたよ。・・・であまりにも有名で、私たちに親しまれていますが、

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