野上弥生子短篇集 (岩波文庫)

著者 : 野上弥生子
制作 : 加賀 乙彦 
  • 岩波書店 (1998年4月16日発売)
3.60
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  • 本棚登録 :47
  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003104903

作品紹介・あらすじ

20世紀のほとんどを生きた、私たちと同時代の作家野上弥生子(1885‐1985)。『真知子』『迷路』『森』などの骨太な長篇小説でしられる野上弥生子は、また、克明な観察力と鍛えぬかれた描写力による確かな人間造形が際立つ、練達の短篇作家である。「或る女の話」「哀しき少年」「明月」「狐」など、秀作7篇を編年順に収録。

野上弥生子短篇集 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • とにかく文章が洗練されていて、息づかいが見事。怜悧な眼とじわじわとした抑揚。

  • 2012年7月22日読み始め 2012年7月29日読了
    この本は読んでみたかったのですが在庫切れで、最近重版されたので読んでみました。いやー面白かった。
    野上弥生子といえば「海神丸」とか「秀吉と利休」というイメージでしたが、短篇もすごく面白かったです。というかこの本がすぐれた短編の選り抜きみたいなので、そこもよかったと思います。
    どの短編も、飛び抜けて変わった話ではなく、わりと日常を扱ったものですが、だからこそ今読んでも古臭く感じないし、女性の生き方、夫婦の姿、死や親の存在など、文学者らしい切り口で、かつ読みやすいです。
    野上弥生子の地元の言葉も、郷土を同じくする自分には親しみやすく感じました。

  • 時代の関係で、戦争に関する部分が作中に幾度か登場する。文学が苦手な人には、少し作品として難しいものもあるかも知れません。もちろん作品としては十分に面白いものばかりです。「死」のラストでは人の死に関してある興味深い疑問が投げかけられていて、非常に考えさせられる部分も多い。また、「茶料理」では若者の幼い恋愛から、大人の恋愛へと見事な恋愛を描いていて、切ない作品になっています。

  • この人、大分出身なんです。
    だから何か通じるものがあるのかもしれない。
    有名なのは「海神丸」だけど短編集も結構えぐいというか。
    「死」は何度も読んだ。

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