わしも知らない 他十篇 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1993年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784003105054

みんなの感想まとめ

神話や歴史的人物を題材にした舞台物が11篇収められたこの作品は、平易な文体でありながら深い人間観を描き出しています。作者は「最短距離で自分の言いたいことを表現した」と述べており、その言葉通り、ストレー...

感想・レビュー・書評

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  • 舞台物11篇収録。神、仏、神話などを題材にしたものが多く、文体も平易、読み易い。

  • 自ら「最短距離を通って自分の言いたいことをいったものが多い」と述べているように、作者の人間観を明快に表現した一幕物戯作集

    彼にかかるとどんな有名な偉人もただの人だったことを思い知らせてくれる、一休、仏陀、秀吉、孫悟空、達磨釈迦

    大正期の仮名遣いで、読みにくい部分もあるが、むしろその自然な緩急によって会話のリアル感が増しているのかもしれない

    一休、沢庵、白隠の三人による会話からなる三和尚は秀逸。爆笑必死

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著者プロフィール

東京・麹町生れ。子爵家の末子。1910(明治43)年、志賀直哉らと「白樺」を創刊、「文壇の天窓」を開け放ったと称された。1918(大正7)年、宮崎県で「新しき村」のユートピア運動を実践、『幸福者』『友情』『人間万歳』等を著す。昭和初期には『井原西鶴』はじめ伝記を多作、欧米歴遊を機に美術論を執筆、自らも画を描きはじめる。戦後、一時公職追放となるが、『真理先生』で復帰後は、悠々たる脱俗の境地を貫いた。1951(昭和26)年、文化勲章受章。

「2023年 『馬鹿一』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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