若山牧水歌集 (岩波文庫)

制作 : 伊藤一彦 
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感想 : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003105214

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  • リトバスからきました

  • 白鳥や哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ

  • 歌集を出すなら斯くありたいものだ。

  • 牧水の若い時の歌は知っていたが、壮年期の歌もしみじととして良いことを知った。
    「わが屋根に俄かに降れる夜の雨の音のたぬしも寝ざめてをれば」「児等病めば昼はえ喰はず小夜更けてひそかには喰ふこの梨の実を」「人の世にたのしみ多し然れども酒なしにしてなにのたのしみ」「啼きすます小鳥は一羽あたりの木ひかりしづまり小鳥は一羽」「いつしかに涙ながしてをどりたれ命みじかしと泣きて踊りたれ」「居すくみて家内しづけし一銭の銭なくてけふ幾日経にけむ」「鉄瓶を二つ炉に置き心やすしひとつお茶の湯ひとつ燗の湯」「いる椎のはぜて飛びぬればいにしへのわらはべの日の驚きをしつ」「妻が眼を盗みて飲める酒なれば惶て飲み噎せ鼻ゆこぼしつ」

  • リフレインが効果的に使われている歌が多いと思いました。

    「草ふかき富士の裾野をゆく汽車のその食堂の朝の葡萄酒」

    「の」を介し、ズームアップしていって、最後に落ち着くのが葡萄酒。

    「朝から飲むんかい!」とツッコミを入れたくなる歌でした。

  • 『くろ土』が白眉だと思う。初期の作品が知られすぎている。

  • Amazon、¥282.

  • 髪を焼けその眸(まみ)つぶせ斯くてこの胸に泣き来よさらば許さむ

    ああ接吻(くちづけ)海そのままに日は行かず鳥翔(ま)ひながら死(う)せ果てよいま

    投げやれ投げやれみな一切を投げ出(いだ)せ旅人の身に前後あらすな

    浪、浪、浪、沖に居(を)る浪、岸の浪、やよ待てわれも山降りて行かむ

    若山牧水

  • こんなにもひとりの歌人に焦がれる日が来るとは。胸が打ち震える。強く、時に寂しく、熱くて美しい歌の数々。きっと私は牧水さんの歌に恋してます。

  • 最近唐突に短歌に興味が出て、とっつきやすいと言われる牧水を一冊。

    次々と並ぶ歌に目眩が…。

    相変わらず私は解説がないと歌ってどうやって理解したらいいのかわからない。

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