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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784003105429
みんなの感想まとめ
詩の魅力を存分に味わえる一冊です。石川啄木が生前に刊行した詩集は、文語定型詩を中心に、短歌で知られる彼の多彩な表現を堪能できる内容となっています。収録作品には『あこがれ』をはじめとした小品や散文詩も含...
感想・レビュー・書評
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石川啄木の詩集ですね。
大岡信さん編集・解説。
啄木は短歌の方で知られています。詩集は生前に『あこがれ』一冊のみ刊行されています。
この詩集は文語定型詩七十七篇をおさめられています。『あこがれ』以後の作品も小品と散文詩を紹介されています。
『人に捧ぐ』(『あこがれ』より)
君が瞳ひとたび胸なる秘鏡の
ねむれる曇りを射しより、醒め出でたる、
瑠璃羽や、我が魂、日を夜を羽搏ちやまで、
雲渦ながるる幻眩き愛の宮居。
あこがれ浄きを花靄匂ふと見て、
二人し抱けば、地の事破壊のあとも
追ひ来し理想の影ぞとほほゑまるる。
こし方、運命の氷雨を凌ぎかねて、
詩歌の小笠に紅の緒をむすびあへず、
愁ひの谷をしたどりて足悩みつれ、
峻しき命の坂路も、君が愛の
炬火心にたよれば、黯き空に
雲間も星行く如くぞ安らかなる。
「卯月の夜半」『新体詩 桜人』より
眠れる人は、覚めてこそ
まことの暗を知るべけれ。
さめたる人は、眠にぞ
まことの光したしまむ。
卯月の夜半の花の窓、
夢の樹影に身を覚めて、
(眠りか、あらず、永劫の
ゆめの中なる覚め心地)
天地つつむ花の香の
うるほひ深き『影の世』や、
覚めて覚めざる一瞬に
光と暗を忘れける。
なかなか馴染みにくく、一度読んだだけでは理解が追いつきませんが、啄木の詩を感じるのも楽しいですね(=゚ω゚=) -
啄木詩集
(和書)2011年04月17日 12:18
1991 岩波書店 石川 啄木, 大岡 信
偶には詩を読むのもいいです。
難解な詩もあり、気軽に読める分凝縮されているものだから感動も深いものとなるのだろうと思いました。 -
短歌で知られた石川啄木の詩集。文語体の上に、修飾語が多くて難解というのか、頭にすっと入ってこない詩が多くていまいちのれなかった。
後書きを読むと、啄木の略歴がまた分かって興味深くはあるけども、そこだけのために読むといいよ、とは思えない。 -
上手いが、短歌より素をさらけ出せてはいない。
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収録:「あこがれ」「新体詩 桜人」「仏頭光」「散文詩」「詩六章」「呼子と口笛」
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実際読んだのは集英社の「日本文学全集12 国木田独歩・石川啄木集」というやつ。インターネット電子図書館で読みました。
石川啄木の作品
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感想 :

きたごやたろうさんほど深くは読めませんが、短い生涯を短歌と詩で飾った才能に、豊かな感性を味わえますね!
きたごやたろうさんほど深くは読めませんが、短い生涯を短歌と詩で飾った才能に、豊かな感性を味わえますね!
いえいえ。
ただ啄木さんは俵万智さんが登場するまで永遠の歌集売上タイトルホルダーでしたから笑。
いえいえ。
ただ啄木さんは俵万智さんが登場するまで永遠の歌集売上タイトルホルダーでしたから笑。
わかりやすく、共感がわきますね!
啄木の短歌は、ちゃんと読んでないので、読んでみたいですね。
良い夢を...
わかりやすく、共感がわきますね!
啄木の短歌は、ちゃんと読んでないので、読んでみたいですね。
良い夢をみられますように………(’-’*)♪
おやすみなさい(-.-)Zzz・・・・