春琴抄・盲目物語 (岩波文庫)

著者 :
  • 岩波書店
3.86
  • (4)
  • (4)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 52
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003105528

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 春琴抄は究極のマゾヒズム小説。

  • 『春琴抄』、サドはマゾの快楽のために奉仕させられている、という言葉を思い出した。
    春琴の我儘横暴に耐えているようで、佐助はそれを悦んでいる。彼は本当の春琴ではなく、自分の中にある春琴を見ていたのだなと思うと、ちょっと怖くなった。

  • 盲目の僧の語りが心地よくて引き込まれてしまう。
    谷崎さんの文章はほんとにうつくしい。

    盲目のお坊さんから見たお市の方の人生。
    大河ドラマ「お江」を観ていなかったらよくわからなかったに違いない。

    「ながまさ公のお首も、あさくら義景どののお首といっしょに、肉をさらし取って朱塗りにあそばされ、よくねんの正月、それを折敷にすえてさんがの大名しゅうへおさかなに出されました。」なんてのは戦国の世の恐ろしさに震える。

  • 「春琴抄」を一読して佐助はマゾだなぁぁと思ったが、
    後から考えると、
    実は彼にとって都合のいいように事が運ばれたかに思えて、
    結局似合いのカップルでよかったじゃないか、みたいな。
    それにしても、眼球に針……の条が生々しくて気色悪い。
    「盲目物語」は戦国時代モノで、按摩師による語り。

  • はあんちょーおもしろーい!
    はあん谷崎すごいいいい

    どうでもいいけどるろ剣のさのすけとカルトちゃんで想像してしまう

  • 谷崎はただのエロいおっさんではありませんでした。

  • ストーリーに加えて、谷崎の文体に魅了されました。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

1886年東京生まれ。東京帝国大学国文科中退。1920年。第二次「新思潮」を創刊、「痴人の愛」「刺青」「麒麟」を発表。1960年に文化勲章受賞。1965年7月没。

「2018年 『あの極限の文学作品を美麗漫画で読む。―谷崎潤一郎『刺青』、夢野久作『溢死体』、太宰治『人間失格』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷崎潤一郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
夏目 漱石
安部 公房
島崎 藤村
ヴィクトール・E...
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする