春琴抄・盲目物語 (岩波文庫 緑55-2)

  • 岩波書店 (1986年11月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (220ページ) / ISBN・EAN: 9784003105528

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  • 「 春琴抄 」

    「谷崎に出会って、性癖との向き合い方を学んだ」
    という友人の言葉に惹かれて読んでみたが、
    これはまさに。マゾヒズムが文学として昇華されている。

    (?) 佐助は師匠に愛されていたのか、己の身体を
    弄ばれることさえも悦びとしたのか

    佐助が失明する描写のリアリティがすごい。
    白目よりも黒目の方が柔らかく針で刺しやすい
    ということを学んだ。あまり知りたくなかった。

    同作者の他作品も読みたい。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/686835

  • 春琴抄は究極のマゾヒズム小説。

  • 『春琴抄』、サドはマゾの快楽のために奉仕させられている、という言葉を思い出した。
    春琴の我儘横暴に耐えているようで、佐助はそれを悦んでいる。彼は本当の春琴ではなく、自分の中にある春琴を見ていたのだなと思うと、ちょっと怖くなった。

  • 盲目の僧の語りが心地よくて引き込まれてしまう。
    谷崎さんの文章はほんとにうつくしい。

    盲目のお坊さんから見たお市の方の人生。
    大河ドラマ「お江」を観ていなかったらよくわからなかったに違いない。

    「ながまさ公のお首も、あさくら義景どののお首といっしょに、肉をさらし取って朱塗りにあそばされ、よくねんの正月、それを折敷にすえてさんがの大名しゅうへおさかなに出されました。」なんてのは戦国の世の恐ろしさに震える。

  • 「春琴抄」を一読して佐助はマゾだなぁぁと思ったが、
    後から考えると、
    実は彼にとって都合のいいように事が運ばれたかに思えて、
    結局似合いのカップルでよかったじゃないか、みたいな。
    それにしても、眼球に針……の条が生々しくて気色悪い。
    「盲目物語」は戦国時代モノで、按摩師による語り。

  • はあんちょーおもしろーい!
    はあん谷崎すごいいいい

    どうでもいいけどるろ剣のさのすけとカルトちゃんで想像してしまう

  • 谷崎はただのエロいおっさんではありませんでした。

  • ストーリーに加えて、谷崎の文体に魅了されました。

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著者プロフィール

1886年(明治19年)〜1965年(昭和40年)。東京・日本橋生まれ。明治末期から昭和中期まで、戦中・戦後の一時期を除き執筆活動を続け、国内外でその作品の芸術性が高い評価を得た。主な作品に「刺青」「痴人の愛」「春琴抄」「細雪」など、傑作を多く残している。

「2024年 『谷崎潤一郎 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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