道元禅師の話 (岩波文庫)

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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003106075

感想・レビュー・書評

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  • (2017.01.25読了)(2010.02.20購入)(2004.01.15・第11刷)
    里見弴さんは、小説家です。この本は、小説ではなくエッセイです。道元さんの伝記的なものです。単行本は、1953年に出版されています。
    道元さんについての記録のない出家前の話は分かりやすく読めるのですが、『正法眼蔵随聞記』あたりからの引用が多くなる後半は、わかりにくくなります。著者の言葉での記述が少なくなるからでしょう。

    【目次】
    敢行と断念と
    七百年
    縦棒上の点
    横棒上の点
    誕生・幼時
    母の死・受戒
    教学時代
    参禅・入宋
    正師の鉗鎚
    深草隠棲
    当処永平
    あとがき
    解説  水上勉

    ●歴史(23頁)
    歴史は、誰もが信じるほど、それほど正確、公平なものではあり得ないのだ。
    ●この本(24頁)
    「伝記」としてこれを読まれることもいささか迷惑だ。つまり、「小説」でもなければ「伝記」でもない、ということを、はっきりここにお断りして置きたい。
    「道元禅師を中心とした四方山話」ざっとまずそんなところだ。
    ●政治(56頁)
    女、成金、坊主、このうちのどれ一つでもが政治に喙を容れたが最後、間もなくその国は亡びよう。
    ●永平寺(253頁)
    仏教の、大月氏国から支那に伝わったのが、後漢の永平十年と言われるので、これを記念する意味で、永平の年号を採って以って寺号とした

    ☆関連図書(既読)
    「道元『正法眼蔵』」ひろさちや著、NHK出版、2016.11.01
    「正法眼蔵随聞記」懐奘編・和辻哲郎校訂、岩波文庫、1929.06.25
    「正法眼蔵随聞記」懐奘編・古田紹欽訳、角川文庫、1960.08.20
    「道元入門」秋月龍珉著、講談社現代新書、1970.02.16
    「「正法眼蔵」を読む」秋月龍珉著、PHP文庫、1985.11.15
    (2017年1月26日・記)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    道元についても、禅宗についても、「幼児に等しい無智」であった著者が、ふとした機縁でこの巨人の生涯と格闘することになる。文献を渉猟し、自分の頭で読み解いてゆく―。禅師七百回忌の「饅頭本」で終らせないためにも「見て来たような嘘」だけはつかない、と語る作家里見弴(とん)(1888‐1983)の描く道元禅師像。

  • この人の文章スタイルは苦手だ。結局、最後まで馴染めなかった。

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