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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784003106914
みんなの感想まとめ
独特の雰囲気を持つこの作品は、1917年に発表された日本文学の一端を垣間見ることができます。暗さを感じさせながらも、そこには湿っぽさや悲壮感がなく、むしろ明るさやユーモアが漂う奇妙な魅力があります。特...
感想・レビュー・書評
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おもしろい。なぜだかわからないが、読み進めるうち、おもしろくなってくる。なんだこの奇妙な魅力は。
『神経病時代』。
1917年の作品。日本文学のもつ独特の“根暗な雰囲気”は確かにあるけれど、悲壮な嘆きではない。執拗に暗さにこだわるような湿っぽさはない。明るさがある。どこかユーモアさえ感じられる。観察対象として十分に楽しめる。
個人的には、同収録の『若き日』が大変良かった。
人の追憶を、単なる一つの思い出を、こんなにも次の展開が待ち遠しく読めるなんて。最後まで存分に楽しませてもらった。
最後に。
内容とは関係ないのだが、増刷されていないからか、字が小さい。旧字体はともかく、もう本当に字が小さくて、これだけおもしろいのだからリバイバルされてほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
怠惰な日々が狂おしいほどに魅力的
広津和郎の作品
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