新編 同時代の作家たち (岩波文庫)

著者 : 広津和郎
制作 : 紅野 敏郎 
  • 岩波書店 (1992年10月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003106945

作品紹介

小説家であり文芸批評家である広津和郎が、芥川龍之介・近松秋江・菊池寛・志賀直哉ら、同時代に活躍した作家たちの風貌と時代の空気を生き生きと描き出した作品集。

新編 同時代の作家たち (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 広津和郎が接した同時代の作家とのエピソードをを小説風に描いた作品。最初が芥川龍之介の自殺とその前後で著者と芥川が共に接していた宇野浩二発狂の話が紹介される。「これだけが宇野浩二の家族だぞ!」と往来の真ん中で家族を抱き叫ぶ姿を思い浮かべるに何とも言えない心の痛みを伴う。この話以外田山花袋・島村抱月・志賀直哉・正宗白鳥などなど雰囲気は打って変ってその茶目っ気や童心を垣間見せる逸話に微笑ましさがこみ上げる。

  • 間違いなく名作。こんな人(=広津)がいたのか、と遅まきながら驚いた。

    とくに、宇野浩一の錯乱と芥川の衰弱を描く「あの時代」が抜群に面白かった。

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