田園の憂鬱 (岩波文庫)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003107119

作品紹介・あらすじ

「西班牙犬の家」の舞台にもなった武蔵野のはずれの小さな村に、妻と犬と猫を連れて移り住んだ無名の一詩人の苦しみ疲れた神経にふれる幻覚-。当時26歳の佐藤春夫が発表、出世作となった名品。

感想・レビュー・書評

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  • 作者の佐藤春夫が療養のために暫く住んだ寒村での出来事を綴った作品。「寒村」とは、うちの近所ということもあり、手に取ってみました。
    療養中の日記なので、全体的に病的な感は否めませんが、主人公(作者)が感じたことや見たこと、やり取りなど独特の感性があり(病だから?)面白いです。
    淡々とした作品で退屈といえば退屈なので、お時間ある方はぜひ。

  • 近代西洋の耽美派と似たようなものを感じる。憂鬱で美しい幻想。けれど、幻想的すぎてむずかしかった。

  • やばい…好み……。
    佐藤春夫さんの詩が好きなのだけれど、やはり自然の描写がとてもいい。光や水や月の表現が素敵だー…文章が好きでどんどん読めてしまう。そしてラストには鳥肌が立ってしまった…。
    あと犬がかわいい。犬たちを集めて頑張ってごはん炊くとこ笑ってしまった(笑)

  • 所沢などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

さとう・はるお
1892(明治25年)~ 1964(昭和39年)、日本の小説家、詩人。
中学時代から「明星」「趣味」などに歌を投稿。
中学卒業後、上京して生田長江、堀口大學と交わる。
大正2年、慶応義塾を中退、
大正6年、「西班牙犬の家」「病める薔薇」を発表し、
作家として出発。
「田園の憂鬱」「お絹とその兄弟」「都会の憂鬱」などを
発表する一方、10年には「殉情詩集」、14年「戦線詩集」を刊行。
17年「芬夷行」で菊池寛賞を受賞。23年、芸術院会員となり、
27年「佐藤春夫全詩集」で、29年「晶子曼陀羅」で
それぞれ読売文学賞を受賞し、35年には文化勲章受章。
小説、詩、評論、随筆と幅広く活躍。

「2018年 『奇妙な小話 佐藤春夫 ノンシャラン幻想集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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