田園の憂鬱 (岩波文庫)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 59
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003107119

作品紹介・あらすじ

「西班牙犬の家」の舞台にもなった武蔵野のはずれの小さな村に、妻と犬と猫を連れて移り住んだ無名の一詩人の苦しみ疲れた神経にふれる幻覚-。当時26歳の佐藤春夫が発表、出世作となった名品。

感想・レビュー・書評

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  • 作者の佐藤春夫が療養のために暫く住んだ寒村での出来事を綴った作品。「寒村」とは、うちの近所ということもあり、手に取ってみました。
    療養中の日記なので、全体的に病的な感は否めませんが、主人公(作者)が感じたことや見たこと、やり取りなど独特の感性があり(病だから?)面白いです。
    淡々とした作品で退屈といえば退屈なので、お時間ある方はぜひ。

  • やばい…好み……。
    佐藤春夫さんの詩が好きなのだけれど、やはり自然の描写がとてもいい。光や水や月の表現が素敵だー…文章が好きでどんどん読めてしまう。そしてラストには鳥肌が立ってしまった…。
    あと犬がかわいい。犬たちを集めて頑張ってごはん炊くとこ笑ってしまった(笑)

  • 所沢などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

佐藤春夫

一八九二(明治二十五)年和歌山県東牟婁郡新宮町(現・新宮市)に生まれる。一九一〇年上京後、与謝野寛・生田長江に師事。また永井荷風に学び、慶應義塾大学在籍中から「スバル」「三田文学」で詩歌と評論に早熟の才を示した。一九一八(大正七)年、谷崎潤一郎の推挙により文壇に登場。青春の憂愁を詠う『田園の憂鬱』や、探偵小説『指紋』、ユートピア小説『美しき町』など、洒脱なロマンに独自の作風を示し、新進流行作家となった。一九三五(昭和十)年より芥川賞の初代選考委員を務め、戦中・戦後にわたって長く文壇で重きをなした。著作は、詩歌から小説、戯曲、評伝、童話など多岐にわたり、『殉情詩集』『維納の殺人容疑者』『晶子曼陀羅』『わんぱく時代』などがある。一九六四年死去。

「2021年 『佐藤春夫中国見聞録 星/南方紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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