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- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003107164
作品紹介・あらすじ
佐藤春夫は、荷風の文壇登場からその死まで、その人と文学に深い理解と共鳴を持ち続けた。「小説永井荷風伝」は、長く荷風に親炙した春夫による様々な回想と的確な批評が一体となった数ある荷風評伝中の代表作、今なお荷風文学への最良の道案内である。
感想・レビュー・書評
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永井荷風の作品を読んだことのない状態で読んでしまったのだけれど、作者がいろいろ解説してくれているので興味が湧いた。確かに入口としてもいいと思った。
荷風の生き方は共感できる気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんでこの時代はこんな好き勝手に生きられるんだーといつもながらに思う。
ぼんぼんだからといってこんなにのらりくらり生きていけるものなんだろうか。とはいえ、色欲甚だしいので、男としての色気もわきまえていた反面、女の弱さを見せるタイミングとかにも相当厳しそうな気がする。
佐藤春夫の描き方が郷愁ある感じでいい。
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