銀河鉄道の夜 他十四篇 (岩波文庫 緑76-3)

著者 :
制作 : 谷川徹三 編 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 566
レビュー : 64
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003107638

感想・レビュー・書評

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  • NHKe-テレの子供番組「フックブックロー」で、宮沢賢治が取り上げられ、そこで「ジョバンニと友達になりたかった」とあり、興味を持った。
    恥ずかしながら初めて読んだ。現代表記になっているせいか、とても読みやすく、その世界観は全く古臭さを感じない。そして未完の作品であることにも驚愕。諸説でてくるんだろうな...と思いつつ、じっくりゆっくり読みなおそうと思う。読了後に、村上春樹の「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」を思い出したのは、寓話的なところが共通だからか?こちらの本も再読してみよう。
    「銀河鉄道」の世界は美しく、そこだけでも子供に読み聞かせしてあげたい。10年後にでも、全部を読んでくれたら嬉しい。

  • 言わずとしれた有名小説。きちんと読んだことはなかったので読んでみた。銀河鉄道という舞台で感情豊かに生き生きと動く人々や瑞々しい風景は、素晴らしく、やはり宮沢賢治の評価は揺るぎないなと思った。

  • 渋滞に巻き込まれたバスの中でイッキに読んだ。どの話にも懐かしい感覚と共に引き込まれる。最後の「銀河鉄道の夜」を読んで空を観たけれど、今夜は明るい月しか観られず落ち込む。
    宮澤賢治の豊かな感受性に憧れつつも、やはり生きづらい面も大きいのだろうなぁと思ったり。

  • 賢治のなかではピカイチだ。ジョバンニのモノローグが『北の国から』の純くんばりにひとつづきなのがかわいい。

  • 悲しいストーリーであり、思春期の過剰な自意識に苛まれている主人公、ジョバンニ。それでさえも物悲しく詩的な世界の要素の一つに消化する宮沢賢治の筆致。
    長年多くの人々の心をつかんで離さない訳は、一読すれば疑問の余地はない。

  • 06057

  • 表題の「銀河鉄道の夜」しか読んでない。
    こんなに切ないとは思わなかった。
    ただの童話だと思っていたけどジョバンニのカムパネルラへの純粋な友情とか嫉妬とかいろんな人間くさい感情が描かれてて切なかった。

  • 宮沢賢治の童話が最高に面白い!

  • 1220-
    /////
    宮沢賢治(1896‐1933)の童話はその詩とともにきわめて特異なものである。「あなたのすきとおったほんとうのたべもの」になることを念じて書かれた心象的なこの童話の一つ一つは、故郷の土と、世界に対する絶えざる新鮮な驚きのなかから生まれたものである。どの1篇もそれぞれに不思議な魅力をたたえた傑作ぞろい。

  • Kodama's review
    宮沢賢治…。小学生以来でしょうか。記憶にあるのは、「注文の多い料理店」くらいですが、日本人として宮沢賢治さんの作品をちゃんと読まなきゃと反省することがあり、手に取りました。こういう類の本の紹介もブログ開設以来初めてとなりました(笑)。
    (06.12.28)
    お勧め度
    ★★★★☆

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著者プロフィール

宮沢賢治(みやざわ けんじ)
1896年岩手県花巻市に生まれる。中学生の頃から短歌制作を開始し、盛岡高等農林学校卒業後、童話を書き始める。1921年に稗貫学校(のち花巻農林学校)の教師となり、詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を刊行。26年農学校を退職して、みずから農民となり、33年に37歳で病死。主な作品に、童話「風の又三郎」「銀河鉄道の夜」、詩「永訣の朝」「雨ニモマケズ」などがある。

「2019年 『セロひきのゴーシュ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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