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Amazon.co.jp ・本 (308ページ) / ISBN・EAN: 9784003108222
みんなの感想まとめ
平凡な日常を柔らかい筆致で描いた随筆は、読者に心地よい感覚をもたらします。著者は、竹とんぼやひまわり、鴉、夕立、桜といった身近なモチーフを通じて、日常の中に潜む美しさを繊細に表現しています。その一方で...
感想・レビュー・書評
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三好達治の詩集 測量船とは打って変わって、とても柔らかい随筆。平凡な日常の出来事を簡潔な文章で綴っている。
読んでいて心地良い。自分もこのような文章を書きたいと思った。
随筆の中で言及される梶井基次郎、安岡章太郎らとは同じ年代に生きたのだと改めて思った。
小林秀雄が激賞している事も初めて知った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
170715 中央図書館
実に柔らかな随筆。 -
美しい言葉。
難しい比喩もない、
描かれているのもとても平凡な日常。
竹とんぼとひまわりと鴉と夕立と桜、そして人と生活。
世の中は美しい
しかし
次の日にはその町を人を俗物を憎らしく、
いや、
とても虚無な存在に思えることがある。
それは
多くの人に見られる二面性だと思う。
そして
三好達治もそんな両側面を持って世の中を冷静に見つめていた。
慈悲深き唄い人と世捨て詩人。
三好達治はどちらかに偏るのではなくその二つの側面を持つ自分をうまく生かし、
そして
その天性のみずみずしい感性を持ってして冷静に世の中を捉え、表現した。
この本を読んで私は日常へ視線を少し変化できた。
と思う、
平凡であるということ
しかしその中から美しいと感じるものは生まれる。
それはとても平凡なこと、
そしてとても大事なこと、
繊細な視線を持ってして世の中は美しい、
と語りかけてくれる美しい言葉の溢れる一冊。
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