ヴィヨンの妻・桜桃・他八篇 (岩波文庫)

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レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003109021

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  • 2016.10.1(土)¥100(-2割引き)+税。
    2016.11.11(金)。

  • 日の出前

    薄明
    十五年
    チャンス
    親友交歓
    トカトントン
    ヴィヨンの妻
    家庭の幸福
    桜桃

  • 本で読むのは初めての太宰。
    ヴィヨンの妻が読みたくてチョイス。

    図らずも晩年の短編をまとめて読むことになった訳ですが、意外と嫌いではないかも。
    かと言って特に好きというわけでもないのですが…
    大まかにヴィヨン→冒頭からの順に読み進めましたが、個人的には『十五年間』でようやく面白いと思えた程度でした。

    すべての作品の根本にあると言える「どうしようもなさ」は、時代故か作者故か。
    同時代の他の作家や太宰の他の作品を今度読んでみようと思います。

  • 戦後発表された10篇。「日の出前」「十五年間」「チャンス」「トカトントン」「ヴィヨンの妻」が好き。どの作品にも戦争の影がある。殊更悲劇的にではなくただ、大変な時代の現実的な庶民の生活を垣間見ることができて興味深かった。コミカルなタッチの作品もあり、太宰治について抱いていた“暗い作風の自殺した作家”という偏ったイメージが払拭された一冊。作中によく登場する、ダメ男としっかり者の女。男の弱さに母性本能をくすぐられ、女の強さに勇気づけられる。太宰作品に女性ファンが多い理由が分かった気がした。

  • どうしようもなさと、女性の強さと。太宰作品の中では斜陽とヴィヨンの妻が好きです。

  • 冒頭のさりげない描写が本当にいきている。読んでいて心地よい。

  • だぁれも、幸せになんかしてくれない。日の出前、トカトントン、が私は特に好きでした。だめ男、本当にだめ男。嫌いになれないのは、そんな自分が自殺したいほどに嫌いなことを、誰もが知っているから、か。

  • コミカルな描写で読みやすい。

  • 『日の出前』『嘘』『薄明』『十五年間』思ったより読みやすい、けど難しい。1回で読んだ気になっちゃいかんな。表面的にじゃなくてしっかり読み込みたい。

    『チャンス』『親友交歓』『トカトントン』『ヴィヨンの妻』『家庭の幸福』『桜桃』人間味があってわりと好きだ。

  • 太宰治の短編集。自伝のような、小説のような。
    救いのあるようなないような。

    どこへも行けない人々の話たち。

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著者プロフィール

1909年(明治42年)、青森県金木村(現五所川原市)生まれ。本名、津島修治。東大仏文科在学中に非合法運動に従事し、やがて本格的な執筆活動へ。35年、「逆行」で第1回芥川賞の次席となり、翌年には処女作品集『晩年』を刊行。以後「走れメロス」「斜陽」など多数。

「2018年 『津軽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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