ランボオ詩集 (岩波文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003109724

作品紹介・あらすじ

「季節が流れる、城寨が見える…」早熟早世の二人の詩人の個性がぶつかり合って生まれた化合物とでも言うべき訳詩集。中也は自らの詩人としての嗅覚を頼りにランボオの詩を読み解き、無手勝流に見事なまでの中也節で訳し上げてみせた。

感想・レビュー・書評

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  • 新潮文庫のは持ってるんですが…。

  • 青空文庫でも読めるけど
    http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person26.html

    岩波書店のPR
    「ランボオ(1854―1891)と中原中也(1907―1937)。早熟早世の二人の詩人の個性がぶつかり合って生まれた〈化合物〉とも言うべき訳詩集。中也は自らの詩人としての嗅覚を頼りにランボオの詩を読み解き、いわば無手勝流に見事な〈中也節〉で訳し上げてみせた。本書は小林秀雄訳『地獄の季節』と好一対をなす。(解説=宇佐美斉) 」

  • 目指せ、岩波文庫100冊読破! 1/100冊目。

    『幸福』『恥』『永遠』が好き。
    中原中也がランボオの詩を訳していたとは知らなかった。
    次は、『月の満ち欠け』を読む。

  • ああ!心という心の陶酔する時の来らんことを!

  • 詩歌

  • 私には難しかった。
    中原中也訳が読みたくて購入。

  • 装丁がいいね。理想の小説は既にあるのに、理想の詩集はまだ見つからない。
    このひとの美的感覚はあまり共感できなかった…
    いまのところはブラウニングかなぁ。
    日本の詩人ももっと読んでみよ。
    でも わが放浪 とオフィーリアはなんか良かった。
    とくに わが放浪 はなんだかあのひとみたいだなぁとか、またそんなことばかり思ってしまう。

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著者プロフィール

中原中也(なかはらちゅうや)
1907年4月29日、山口県生まれ。23年、山口中学を落第し、京都の立命館中学に編入。劇団女優、長谷川泰子と知り合い、翌年から同棲を始める。25年、泰子とともに上京。泰子が小林秀雄のもとに去る。26年、日本大学予科文科に入学したが、9月に中退。29年、河上徹太郎、大岡昇平らと同人誌「白痴群」を創刊。33年、東京外国語学校専修科仏語修了。遠縁の上野孝子と結婚。『ランボウ詩集《学校時代の詩》』刊行。34年長男文也が誕生。処女詩集『山羊の歌』刊行。36年、文也が小児結核により死去。次男愛雅(よしまさ)誕生。37年鎌倉に転居。『ランボオ詩集』刊行。詩集『在りし日の歌』を編集し、原稿を小林秀雄に託す。同年10月22日結核性脳膜炎により永眠。享年30歳。翌38年『在りし日の歌』が刊行された。

「2017年 『ホラホラ、これが僕の骨 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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