小出楢重随筆集 (岩波文庫 緑115-1)

  • 岩波書店 (1987年8月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (394ページ) / ISBN・EAN: 9784003111512

みんなの感想まとめ

独自の視点から語られる随筆は、画家としての経験と大阪の文化を交えたユーモア溢れる内容が魅力です。著者は、大正から昭和にかけて活躍した洋画家であり、その作品を通じて感じたことや日常の出来事を軽妙な大阪弁...

感想・レビュー・書評

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  • そもそもはある画集で静物画をひょいと一枚、目にしたことからはじまります。わたしは横着なので、絵を見るとき、たいして誰のなにであるとか気にとめないのですが、なにやらいいなあと思ったので、ふと、誰の絵だか確かめたのです。

    そのひとは、小出楢重。
    大正〜昭和期、大阪出身の洋画家でした。

    それでこれを読んでみましたら実に面白いのです。私は絵を描くので、その中の「油絵新技法」という章が目当てだったのですが
    なんだか声の聞こえてきそうな大阪弁でつらつらと語られるたわいもない話にすっかりもっていかれました。彼は画家でありますが、随筆家としても一流だと思います。

  • ふむ

  • 画家の随筆で名文、また、大阪を描いた文章としても面白いと言われており、読んでみた。
    面白いのもあればそうでもないものも多いと感じた。
    ・日本は西洋近代画の組織・伝統を有しておらず、頼りない線でしかない。
    ・大阪の空気は温気があるため、芸術に向かない。
    といったユーモアがありつつ鋭い一文もある。

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