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Amazon.co.jp ・本 (293ページ) / ISBN・EAN: 9784003111611
みんなの感想まとめ
季節の移り変わりを通じて、東京の風景や人々の情景を描写した随筆集は、著者の美的感覚と審美意識が融合した魅力的な作品です。特に夏の随筆では、涼しさや美しさが共鳴し、名言が印象に残ります。著者の視覚的な表...
感想・レビュー・書評
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絵のある 岩波文庫
鏑木清方 随筆集
東京の四季折々の姿を綴った随筆
夏の随筆がすごくいい。季節感覚と美的感覚が溶け合った感じの文章で、美人画「築地明石町」とピッタリ合う名言の数々
「女性も風情の一つに過ぎない〜風情とは、物象に対する審美的精神を経た間隔の現れで、詩情画趣を兼ね備えた感じを指すもの」
「美人画家であっても〜画心は 季節の感覚、草木の魅力から誘発される〜いつも人体の美だけを捉えて画にするというのは 稀な作例」
「夏は美しいと同様に涼しそうという感じを起こさせるのが審美意識」
「若い娘が人妻になってゆくように、春の俤は〜みどり葉の影の濃い夏の姿に変わってゆく」
藍色の手拭を買ってみようと思う
「四季を通じて夏だけは、出来るだけ贅沢をしたい慾望を持つ〜手軽な道楽は手拭〜藍にまさる色はない」
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画家の手による随筆は視覚的だ。
景色ばかりではなくそのときの音や空気のゆらぎさえ感じた。
昭和に暮らす明治生まれの日本画家が懐かしむ『過去』の景色を見てみたいものだと思った。 -
近代日本美術の代表的日本画家、鏑木清方の残した古き良き東京の風景を集めた随筆集である。
美人画を始め数々の風景や人物画を描いた清方は、文章でも軽妙な筆致で当時の世間を書いていった。
春夏秋冬でそれぞれ季節の移り変わりを書いている。
特に「町の鑑賞」の項。
「いい車は不思議にいい町を通る。いやな車はいやな道を通る」という洞察に感銘を受けた。 -
10位。
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<a href="http://www.super-jp.com/bookpick/words/archive/20050626.html">日記的用語集「大竹伸朗」</a>参照。
著者プロフィール
鏑木清方の作品
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