中谷宇吉郎随筆集 (岩波文庫)

著者 :
制作 : 樋口敬二 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 339
感想 : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003112410

作品紹介・あらすじ

中谷宇吉郎(1900‐62)は雪と氷の研究に新生面をひらいた物理学者として世界的に名高いが、また多くの秀れた随筆の筆者として知られる。「雪を作る話」「立春の卵」といった科学随筆、生涯の師とあおいだ寺田寅彦の想い出や自伝的スケッチなど、どの1篇にも随筆を読む愉しさをたっぷりと味わうことができる。40篇を精選。

感想・レビュー・書評

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  • 岩波文庫緑

    雪研究の物理学者 中谷宇吉郎 随筆


    軽い科学エッセイ、戦争や原子爆弾の論述、科学や研究のあるべき姿、師匠 寺田寅彦 の追憶 が面白い。


    科学者の偏愛さ、弱さが詰まった1冊。著者の研究姿勢は素晴らしい。研究を諦めないし、発見を見逃さない。科学者は 自分の研究分野が 本当に 好きなのだと思う。


    半面、原子爆弾完成の背景も 科学者では 自分の研究を抑制することは出来ない 弱さにあるとも思った。






    著者の研究姿勢
    *偶然に遭遇した現象は 見逃さない
    *研究をやめない。自分の研究に 確信がなくても、実験が面白いから続けるという 加減の良さ

    科学とは
    *科学が戦争の役に立つが、それは科学の本来の姿ではない
    *科学は 自然と人間の純粋な交渉であって 本来 平和的なもの
    *科学の発達は原子爆弾を作る〜それで 何百万人の人間が殺された場合 それは科学の責任である。作らなければ 使えないから

  • 〈本から〉

  • 中谷宇吉郎さんの本を読むとワクワクした気持ちを思い出す。何度も読み返したい。

  • 第6回(文理横断ビブリオバトル)

  • 文 庫 914.6||N

  • 実に面白かった。名文の数々。I駅の一夜は名作であると思う。

  • 16/04/22、ブックオフで購入。

  • 素晴らしいの一言.研究者ならば必読の書であろう.
    研究についての心構えや,科学とはなにかという問いかけ,また,教育についても考えさせられる短編を多数読むことができる.

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784003112410

  • 第45回天満橋ビブリオバトル テーマ「花火」で紹介した本です。

    https://www.facebook.com/bibliobattle/photos/a.674907549228113.1073741827.322792657772939/766985513353649

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著者プロフィール

1900年、石川県生まれ。物理学者。東京帝国大学理学部物理学科卒業。寺田寅彦に師事し、卒業後は理化学研究所で寺田の助手となった。イギリスに留学後、北海道帝国大学理学部助教授、翌々年教授となる。学位は理学博士(京都帝国大学、31年)。雪の結晶の研究や人工雪の製作に成果を上げた。随筆家としても知られる。62年没。著書に『雪』『科学の方法』ほか多数。

「2022年 『科学と人生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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