宮柊二歌集 (岩波文庫)

著者 : 宮柊二
制作 : 宮 英子  高野 公彦 
  • 岩波書店 (1992年11月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003113813

作品紹介

濃やかな情愛と孤独な自己凝視-。戦後の代表的歌人宮柊二の全歌集から抜粋。作者は昭和初年に青春時代をおくり、苛酷な戦闘を体験し、戦後40年、誠実な一生活者として生きた。優れた戦争文学『山西省』のほか、サラリーマンの日常、家庭生活を詠い、生ある者への愛惜をこめた数多くの秀歌は人々の深い共感を呼ぶ。

宮柊二歌集 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「ひきよせて寄り添ふごとく刺ししかば声も立てなくくづれおれて伏す」いつぞの新聞で取り上げられていたこの歌に驚いて宮柊二の名を知る。それを収める山西省が欲しかったけれど高い中古しかなかったので本書を購入。
    詩歌をうまく解す心が私には十分ないが、通底する悲哀の上に戦争の過酷さ、怜悧な自然描写、家族を想う気持ちがないまぜになった歌歌にはっとさせられた。
    晩年の体の不調とともに厳しさを失った歌にはさほど心を動かされなかったものの、一冊を通して追いかけた戦前戦後を生きたひとりの最期を看取るような気持になった。

  • 流れつつ藁も芥も永遠に向かふがごとく水の面にあり

  • 「現代短歌 そのこころみ」でいちばん印象に残った歌人。

    「山西省」の後記は図書館で借りた全集のをコピーして持っています。各歌集の後記は岩波文庫には収録されていないのが残念。

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