少年探偵団・超人ニコラ (岩波文庫)

  • 岩波書店 (2017年10月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784003118139

感想・レビュー・書評

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  • 少年探偵団シリーズはどれも、間違いのない作品ですね。

    しかし、目次で全部怪人二十面相が出てくるとネタバレになっているのは少し残念。

    超人ニコラは江戸川乱歩の時代に発想できていたのがすごい。

  • とても読みやすかった。
    読者諸君は理解できたかな?って頻繁に煽ってくるのだんだん癖になる。
    明智探偵よりも小林少年と少年探偵団の活躍が多い印象。あんまり明智探偵にフォーカスされないかも。
    怪人二十面相よりも先に読んでしまったけど全然大丈夫。(怪人二十面相も読みたい)

    屋根裏の散歩者や人間椅子のザ江戸川乱歩世界も好きだけど少年探偵団シリーズとか子どもでも楽しめる話も好きだったな。

  •  少年探偵団の外伝も入っていたのが嬉しかったです。昔にもこうしたシリーズものに外伝はあったのですね。
     『超人ニコラ』はかなり怖かったです。実在したらと思うとゾッとします。

  • 子供むけの乱歩。そのトリックは読んでしまえばあっけないものだけど、どう始末をするのか楽しみむことができるし、その結論に大きく落胆することもない。安定して面白いといえます。
    個人的にはやはり大人向けの乱歩の変態テイストが好みであり、少年向けにはさすがにそれはない。
    ただ、時代を感じさせる禁止用語のあまりの連発っぷりに笑えてきました。
    乱歩の子供向け作品群を、疲れる本の後の息抜きに読みたくなりました。

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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