日本近代短篇小説選 昭和篇1 (岩波文庫)

制作 : 紅野 敏郎  紅野 謙介  千葉 俊二  宗像 和重  山田 俊治 
  • 岩波書店 (2012年8月18日発売)
4.14
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  • 本棚登録 :82
  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003119143

作品紹介・あらすじ

芥川の死、そして昭和文学の幕開け-「死があたかも一つの季節を開いたかのようだった」(堀辰雄)。そこに溢れだした言葉、書かずにおれなかった物語。昭和二年から一七年に発表された、横光利一・太宰治らの一六篇を収録。

日本近代短篇小説選 昭和篇1 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2017/03/05

  • 佐多稲子「キャラメル工場から」を読んで

    罎洗う 水の凍えに ヒビ走り
    抜けば風噛み 寒水に入る

  • 昭和初期の短編小説を集めている。昔、高校の文学史で、プロレタリア文学とモダニズム文学の時代と習ったが、それらに関わる作品が多く収録さえている。名前だけ知っている未読の作家が多かったが、さすがに秀作が集められており楽しめた。一番驚いたのは、二つの文学運動とは直接関係の無い北条民雄「いのちの初夜」である。癩病院を描いたこの作品は、プロレタリアも新感覚も吹っ飛ばす迫力がある。伊藤整「生物祭」、中島敦「文字禍」も面白かった。

  • 岩波文庫 080/I
    資料ID 2012200326

  • 「日本近代短篇小説選 昭和篇1」 (岩波文庫)を読んだ。かなりの衝撃をうけました。昭和2年~昭和17年に発表された作品群ですが、どれをとってみても紛う方なき生命の叫びが読む者の魂を揺さぶります。とにかく「読むべし」ですね。収録作品は次のとおり。
    平林たい子「施療室にて」、井伏鱒二「鯉」、佐多稲子「キャラメル工場から」、堀辰雄「死の素描」、横光利一「機械」、梶井基次郎「闇の絵巻」、牧野信一「ゼーロン」、小林多喜二「母たち」 、伊藤整「生物祭」、室生犀星「あにいもうと」、北条民雄「いのちの初夜」、宮本百合子「築地河岸」、高見順「虚実」、岡本かの子「家霊」、太宰治「待つ」、中島敦「文字禍」

  • 昭和の作家たちの名作短篇集。岩波からだと今更感満載ですが、珠玉の作品ばかりなので、一読あれ。やっぱり昭和文学好きだな。暗いけど。

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