陶淵明全集 上 (岩波文庫 赤 8-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003200810

作品紹介・あらすじ

陶淵明(365‐427)といえば人は「帰りなんいざ、田園まさに蕪れなんとす」の一句を想いうかべ、酒を愛したのんきな田園詩人といったイメージを描くだろう。ところがどうして、そんなイメージをもってしては到底おおえぬ複雑な振幅の持主であることを何よりも作品が語っている。全作品の原文・訓読文に注・現代語訳をくわえた。

感想・レビュー・書評

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  • 下巻まで読んだ。心が慰められる詩が色々あったな

  • 陶淵明の全作品を訳したもの。陶淵明の作品を読むためには不可欠のものです。文庫本ですので、常に持ち歩いてちょっとした時間に読んでほしいですね。

    私が学生だった時には一海知義先生の新書サイズのものしかありませんでしたが、私は常にそれを持ち歩いていました。全部を暗記しようとしたこともあります。 全部忘れましたが…。

  • 872夜

  • 中国六朝時代の東晋末から南朝宋にかけて活躍した隠逸詩人、陶淵明の全集の上巻です。全集だけど文庫本二冊になっていて携帯し易くなっております。

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著者プロフィール

陶淵明(とう・えんめい):興寧3(365)-元嘉4(427)。中国、六朝時代の東晋末から南朝宋初の詩人。潯陽柴桑(江西省九江市)の人。名は潜、字は淵明(一説に名は淵明、字は元亮)。諡は靖節。29歳で仕官したが、彭沢県の県令を最後に「帰去来辞」を作って官を辞し、帰郷する。農耕生活を送りながら、数々の名詩を残した。六朝を代表する詩人とされる。

「2022年 『陶淵明全詩文集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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