三国志 1(完訳) (岩波文庫 赤 12-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003201213

感想・レビュー・書評

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  • 12-1

  • (2009年6月27日読了)

  • 言わずと知れた中国4大小説の一つ。さまざまな特徴をもった群雄・英傑が入り乱れて活躍する前半は勢い盛んで、まさに三国志の醍醐味といえる。対して後半(劉備・曹操死後)はほとんど諸葛亮の独擅場になるし、魏は露骨に悪役に描かれるし、失速するのは確か。しかし、各人が覇を競った時代と、三国鼎立し徐々に収束に向かう時代との違いがその根本にあると思うので、やはり後半部分をなしには三国志の面白さは味わえないように思う。
    何にせよ、三国志に多少の興味のある人は手にとって損はないと思う。訳文も平易で読みやすい。

  • 大学時代に読んだ思い出。

  • 三国志演義の代表選手。DTPではなく活字時代に印刷された明朝体が素晴らしい

  • 正史ではなくて、それを基にした軍記物語、いわゆる演義のほうですね。古めかしい、いかにも講談風の訳で楽しいです。
    もう「はたして…(中略)…、それは次の回に解きあかすのをお聞き下さい」の虜になること請け合い。
    とりあえず一巻は十常侍と董卓の悪者ぶりにもんどりうって怒り、曹操と素敵な忠臣たちに胸のときめきを感じ、馬超のピチピチ若大将ぶりと褒めちぎられまくりの容姿に拍手喝采するといいと思います(すっごい主観的)。

  • 中学のとき、これのせいで目を悪くしたようなものです。吉川英治のような有名どころではないし、比較したこともありませんが個人的にははまりました。

  • やくそくはまもる、たみはだいじにするなど、人生のたいせつなことはみんな三国志からまなびました。

  • 一巻から八巻まで全部持ってますが、面倒なのでこれだけにしときます。<BR>世代交代したあとからキャラのカリスマが加速度的に薄れるので、実は劉備が死ぬとこくらいまでしか読んでないんです。

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著者プロフィール

京都大学名誉教授

「2017年 『角川新字源 改訂新版 特装版 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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