- Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003201626
作品紹介・あらすじ
蔡太閤の誕生祝いの金銀珠玉を奪ったことがばれ、腕利きの警吏が人数を引き連れてやってきた。幸い、その応対をした地方官が宋江。危険を知らされた晁蓋・呉用・公孫勝らは難を避け、追っ手の官軍を思うままに翻弄しつつ梁山泊に向かう。巻の十二から巻の二十二を訳した。
感想・レビュー・書評
-
あまねく登場人物が全員粗暴で凄い。
手のひら返しが凄まじい連中だが一方で変に義理堅いところがあったりとするアンバランスさが魅力かもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
訳者:吉川幸次郎(1904-1980、神戸市)、清水茂(1925-2008、京都府)
-
呉学究の「心配ご無用」がリズミカル。林冲がなかなかぶっ飛んでいる、が謙虚だ。
しかし晁蓋はなぜ頭領なのか… -
やっと梁山泊の11名が揃ったところである。
-
段々面白くはなってきた。
が、誰に思い入れて読んでいいやら。
あっさり残虐なことがなされているし、それをしているのが
メインの登場人物だったりすることもあるのが、微妙。
取り合えずこの巻で一番腹が立ったのは婆惜。
挿絵で女が刃物を向けられるシーンがあるのか、と思いながら読み進めたが
こんな女殺されて当然。
恩があるのに、多少拗ねたり別れたいと思うことはあれど
何故ここまで恩知らずで自分の浮気心を正当化して相手を扱き下ろせるんだろう。
かなり嫌な女だ。
こいつの母親もだが。世話になっておいて、こんな厄介事をもちこむなんて最低だ。 -
16-2
-
2007/12/03