水滸伝 6: 完訳 (岩波文庫 赤 16-6)

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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003201664

感想・レビュー・書評

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  • 李逵がやらかしている。羅真人殺されそうになったのに優しすぎない?
    本当にお前星か?の代表李逵
    あと湯隆が徐寧を引き入れる方法…毎度ながら悪どい。無実の罪を背負わせる手管、どうなのかな〜

  • 強敵がそろってでてきて、
    梁山泊の面々も一回では突破できないように
    なってきています。
    何せ相手がとてつもない術を使うので
    対策ができないとどうにもならないのです。

    その秘術突破にでてきたのが
    公孫勝なんですよね。
    彼がいなければ、えらえ目にあっていたことでしょう。

    そして、悲しい出来事も起きます。
    そう、晁蓋が敵の矢を受けてしまい
    死んでしまうのです。

    宋江はその遺志をつぎ
    2代目の梁山泊の長となるのです。
    悲しみを超えて、彼らはどうなっていくのやら。

  • 梁山泊の首領が毒矢に当たって死亡するところまでのはなしである。

  • 作中、『なんて義理がたい』『男気のある』などの言い回しが出てくるが
    とてもそうは思えない。

    いくら仲間になって欲しいからと言って、
    拒否している人を無理矢理仲間に引き入れるために
    その人の平穏な生活を取り上げて後戻りできなくしておいて、
    「だから仲間になりなよ、どうせ戻れないんだし」
    というのは、義理堅い人のやることではなかろう。
    大体その犠牲に殺された無関係ない人が気の毒。

    人殺しだと言われて腹を立てているが、間違いないのでは、と思ってしまう。

    文化の違いなのだろうか。

  • 16-5

  • 2007/12/07

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著者プロフィール

吉川幸次郎(よしかわ・こうじろう):1904―80年。神戸市生まれ。京都帝国大学文学部文学科入学、支那文学を専攻。1928―31年、中国留学。京都大学人文科学研究所東方学研究部研究員を経て、京都大学教授。この間、数々の著書を発表、日本の中国文学の普及に大きく貢献、芸術院会員、文化功労者となる。主な著書に『尚書正義』『杜甫私記』『陶淵明伝』『仁斎・徂徠・宣長』がある。

「2023年 『中国詩史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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