紅楼夢 12 (岩波文庫 赤19-2)

  • 岩波書店 (1985年7月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784003201923

みんなの感想まとめ

物語は自己の本来の出処を思い出し、宝玉の遍歴が終わる重要な局面を迎えます。補作者の意向が反映され、現世に残された人々に希望を与える一方で、賈家の激しい没落を望む声もあります。物語の冒頭では、女媧の石が...

感想・レビュー・書評

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  • 自分の本来の出処を思い出して宝玉=玉の遍歴が終わる巻だが、補作者の意向か現世利益や残された人々にもある程度の希望を残している(個人的にはより賈家が激しく没落する原作者構想も良い)
    冒頭我が身の無能さ、所属のなさを嘆いていた女媧の石が見てきたことをアピールもせずついに何も話さなくなった点が目につく
    遍歴を経て自分のあるがままを受け入れることができ、真に玉→石への帰還が叶ったように思われる

  • 宝玉が科挙に合格したものの、その後に行方不明になる。その合格の結果が買家の将来を予測し、遺児で反映するという予測である。さらに、その玉の関連で最初の場面に戻るということである。紅楼夢という言葉は出てこないが、最後に夢という語句がある詩が詠まれている。

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