西遊記 2 (岩波文庫 赤 20-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003202029

感想・レビュー・書評

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  • 玄奘がへっぽこで笑ってしまった。
    悟空もイライラしてて、師弟関係がイメージと違う。
    ここから、長い旅をしていくのかな。

  • 三蔵法師が登場。孫悟空と出会って、旅が始まった。猪八戒も合流。
    妖怪たちと悟空のやりとりの楽しいこと。そして三蔵の頼りなさもいい味出してます。
    いよいよ物語が本格的に動き始めた第2巻。

  • いやはや、いま現在の三蔵法師のイメージというのは、夏目雅子さんの影響力が大きいのかもしれない…
    もともとは、案外軟弱な人物として書かれていたとは。

  • 面白い。
    三蔵は鬱陶しいくらいへたれでわがままで心配性なくせに、悟空が強いからか弟子以外に対しては態度でかいし。
    八戒エピソードではちょっと卑猥な表現が出てくるんじゃないかと期待したけどもそんなことはなかった。

  • 三蔵が旅立ち悟空、馬、八戒を引き連れた。偏頭痛のとき、「 緊箍児 」で悟空が頭を締め付けられる場面に感じられるのは私だけだろうか。。。

  • ジャカルタ、インドなどを舞台とした作品です。

  • やっと悟空と八戒が出てきて旅が始まったので、面白くなってきました。
    知っているエピソードも出てきて、ひと安心。
    実は私、三蔵の乗っている馬が竜だったなんて、結構最近まで知りませんでした。

    三蔵が結構我儘に思えるのは私だけなのでしょうか。
    徳の高いお坊様も人間ってことなのか。
    三蔵法師に限らず、神様たちも殺生はするなと言う割には
    相手が妖怪や動物だと別段咎めないというのも、
    四本足は椅子以外なんでも食べると言われる中国のお話ならでは、
    ってことなのでしょうか。
    妖怪や動物でも、命は命では…と思っちゃうんですけども…。

  • 八戒と悟空の健気ぶりが光る。ていうか三蔵使えNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE<br>
    どうでも良いがカバー折り返したところにある解説にワロタ。
    「些細なことにちぢみ上る三蔵師をみた悟空は、こんな並の坊さんのお供はごめんだと早くも音を上げる。」
    いや悟空が正しいよ・・・。

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著者プロフィール

1933年生まれ.
1956年,北海道大学文学部中国文学科卒業.
北海道大学文学部助教授.
主 著:
砂漠に埋もれた文字—パスパ文字のはなし (塙書房,1971)
海燕(長編小説) (潮出版社,1973)
中国人の思考様式—小説の世界から (講談社,1974)
カニバリズム論 (潮出版社,1975)
悪魔のいない文学—中国の小説と絵画 (朝日新聞社,1977)


「1979年 『辺境の風景 日本と中国の国境意識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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