西遊記 3 (岩波文庫 赤 20-3)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003202036

感想・レビュー・書評

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  • 訳者:中野美代子(1933-、札幌市、中国文学者)

  • 三蔵法師って意外におどおどしてるんだな、と思った。あと、三蔵法師が筋斗雲に乗れない理由にも納得。今更なんだけどね!

  • 役者がそろって、旅がいよいよ本格的に始まる。出てくる妖怪たちのキャラクターも、悟空、三蔵、八戒、悟浄のやりとりも、ほんとに人間臭くて魅力的。
    今思えば、昔、テレビでやってた「西遊記」は良くできた番組だったんだな。原作の雰囲気がよく出ている。

  • 八戒がクズすぎる。あと悟浄の空気感。破門エピソードは割と好きなんだけどね。
    本によって扱いがだいぶちがう白馬が、ここではどんななんかが気になっとったけど、喋ったり人の姿になったりするのはここだけかなあ。何で八戒のことを師兄とか兄貴って呼ぶの??

    どうでもいいけど、観音と太上老君仲良しか。何へんな遊びやってんだ。遊び道具も神仏級だわ。

  • 沙悟浄も引き連れた。これで役者は揃った。
    八戒は「おたんちん」と訳されている。それ自体ピンポーン!って感じだけど、やってることが西田敏行のイメージそのままだね〜^^;

  • ジャカルタ、インドなどを舞台とした作品です。

  • 日本人にはやっぱり馴染めないのかも…と思っています。
    兎に角八戒が今普通に凄くむかついて、嫌いで嫌いでしょうがない。
    三蔵法師も全然立派な人の感じがしない…。
    ドラマ等のイメージが強くつきすぎているせいなのか。
    ドラマ版の方がキャラ的にも、話の展開的にも、日本人好みだなと思いました。

  • 「沙悟浄も加わり、ますます賑やかな一行。しかし団体さんにもめごとは付きもの、悟空がかっこよく妖怪を片づけるのが、荷物かつぎの八戒には面白くない。雄ブタの嫉妬は禍のもと、嘘をふきこまれた三蔵は、師匠思いの一番弟子をとうとう破門する。」
    相変わらずあらすじが悶える程面白い西遊記。もう此処だけ読めばそれで良いという気もする。つーか三蔵が馬鹿。八戒も馬鹿。一番まともなのは沙悟浄。

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著者プロフィール

1933年生まれ.
1956年,北海道大学文学部中国文学科卒業.
北海道大学文学部助教授.
主 著:
砂漠に埋もれた文字—パスパ文字のはなし (塙書房,1971)
海燕(長編小説) (潮出版社,1973)
中国人の思考様式—小説の世界から (講談社,1974)
カニバリズム論 (潮出版社,1975)
悪魔のいない文学—中国の小説と絵画 (朝日新聞社,1977)


「1979年 『辺境の風景 日本と中国の国境意識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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