阿Q正伝・狂人日記 他十二篇: 吶喊 (岩波文庫 赤 25-2)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003202524

感想・レビュー・書評

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  • なんで魯迅が『吶喊』というタイトルをつけたのに
    それを無視するんだろうなー。
    無視ってわけじゃないけど。
    あまり知られた言葉じゃないから意味がわからんということなんだろうけど、
    作家の意志を軽視するのは良くないと思う。

    『狂人日記』は面白く読んだ。
    『阿Q正伝』は、
    私にはちょっと辛かったかな。
    何故そういう最下層の人たちをあんなに惨めたらしく描かねばならないのか、
    私にはちょっと分かりかねた。
    感情移入しやすいタチなのでああいうのは苦手です。

    収録作品
    ・狂人日記
    ・孔乙己
    ・薬
    ・明日
    ・小さな出来事
    ・髪の話
    ・から騒ぎ
    ・故郷
    ・阿Q正伝
    ・端午の節季
    ・白光
    ・兎と猫
    ・あひるの喜劇
    ・村芝居

  • 『故郷』は必読

  • 2009/4/3 ¥600 

  • 当時のチャイナに生きていたら、もっと人生経験が豊かだったら、それか時代背景に関する知識があったなら、きっと違った読み方ができるのかも知れませんが、今のおれは特になんとも思いませんでした。つまらなかったわけではないんだけどね。

  • 魯迅はただの中国ジジイじぇっ・・ないんだから!

  • ある意味反面教師がたくさん描かれた作品。タイトルの2篇だけでも読むといいかも。

  •  狂人日記。 狂人というのは変換できないんだ。

  • 誰もが知ってる本シリーズ。
    狂人日記は精神病に携わる人にとって一読の価値あり。私も現状携わってる一人なんで役に立ちましたよ。
    なるほど、なるほど。

  • 収録されている『故郷』に惹かれて買いました。中学校の国語の時間にこれだけのものを読んでいたとは・・・驚愕でした。
    『阿Q正伝』もサクサク読み進めることができました。スゴイ作品です。

  • 狂人日記は非常におもしろかったです。あの国の陰の話、かわいそうな人たち。

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著者プロフィール

本名、周樹人。1881年、浙江省紹興生まれ。官僚の家柄であったが、21歳のとき日本へ留学したのち、革新思想に目覚め、清朝による異民族支配を一貫して批判。27歳で帰国し、教職の傍ら、鋭い現実認識と強い民衆愛に基づいた文筆活動を展開。1936年、上海で病死。被圧迫民族の生んだ思想・文学の最高峰としてあまねく評価を得ている。著書に、『狂人日記』『阿Q正伝』『故郷』など多数。

「2018年 『阿Q正伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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