バガヴァッド・ギーター (岩波文庫 赤 68-1)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003206812

感想・レビュー・書評

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  • クリシュナの教えには度肝を抜かれる。そして、インドのスピリチュアルな教えを理解するためには一度は読むべき本

  • 222

  • 有名なインド叙事詩『マハーバーラタ』の一部。インド思想は多様で複雑だけれど、ここにエッセンスがギュッと凝縮されています。
    ヒンドゥー教と聞くととっつきにくいけれど、行為の結果に執着することをやめよ、ただ神のために心を注ぎ、正しい行いをせよ、という教えは、仏教よりも分かりやすく受け入れやすいもののように感じます。
    読み物としても面白く、人間の姿(仮)をしていたクリシュナが最高神であるところの真の姿を現わす場面はシビれます。インドの神様は説得力がすごい。強い。

  • 確かに魅力的な聖典で、短いおかげで何度も再読したくなる。ヨーガやってる人は読んでおいて損はないし、インド文化、インド哲学における「実践」ということを考察するには必読。

  • なかなか読みすすめられないっす…私が未熟者だからですか??

  • 悲しみ

  • 行為の結果を動機とするのはやめて、ひたすら行為そのものに集中しなさい…。

    こんな至言をあんな昔に思いついたインド、やっぱ哲学的にはチートだと思う。みんな救え!とか見捨てるな!とか言ってる時に「救われるかどうかに意味はない、ただ宇宙のあるがままと同一になりなさい」とか…。頭では解るけど難しすぎ。読んだあと無性にマニカルニカー・ガートに行きたくなった。あそこはヒンドゥー教の聖地だけど。

  • これを読んで人生を考え直すことは思いつかないが、主張を授業で話すことは可能。解説部分や、ドッグイヤーの部分に主張の根幹がある

  • ガンジーの愛読書だったそう。
    要約すると、戦争で親戚と戦うことに戸惑うアルジュナをクリシュナが戦うように勧めるという話。対話形式。
    ただその進め方が深くて面白い。
    生命の永遠性や、放擲・捨離の観点、無始無終、過去現在未来に偏在する神(ここではブラフマン)
    仏教とすごく近いと感じた。
    アルジュナの束縛は「生」への執着ととらえると、クリシュナが戦えと促すことに納得がいった。

  • クル族の末裔アルジュナが代々続いた同族の戦いの意義に疑念を抱き戦意を喪失した。神として姿を現したクリシュナ(バガヴァット)が彼のためにヨーガの秘説を説いて鼓舞したのがバガヴァットギーター。その教えによってアルジュナの迷いは消失した。
    戦わない思想は現代にも必要。

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