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Amazon.co.jp ・本 (116ページ) / ISBN・EAN: 9784003206911
作品紹介・あらすじ
ダライ・ラマ6世(1683-1706)ツァンヤン・ギャンツォは、ダライ・ラマの化身とされながら、自ら還俗して、恋に明け暮れ詩を詠う若者となった。23歳で数奇な生涯を終える。彼の残した六音節四行のリズム感溢れる詩は、今もチベットの人々に広く愛唱され親しまれている。慕情、逢瀬、再会の誓い…、様々な恋愛詩から100篇を精選した。
みんなの感想まとめ
恋愛や感情の複雑さを詩に込めた作品は、若者の心の動きを鮮やかに描写しています。ダライ・ラマ6世の詩は、彼の短い生涯や還俗後の放蕩生活を背景に、愛や情熱、再会の誓いをテーマにした100篇の詩から構成され...
感想・レビュー・書評
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元のチベットの詩形は、6音節4行。
これを、日本人にとって心地よい詩形の七五調4行詩に工夫して翻訳してある。
ラストのこの詩が有名らしい。
100
真白き鶴よ心あらば
我に翼を貸せよかし
遠くに飛ぶにあらずして
理タン((土編に唐)を巡りて帰りこん
ダライ・ラマ六世辞世の句として、七世の出生(地)を予言したもの。(勿論後付けらしいかが。)
歴代14人のダライ・ラマの中で、唯一還俗したひとに仮託された、チベット詩集。
チベットが漢民族化から逃れ、独自の文化が長く生きながらえることを祈る。
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2024年7月9日(火)読了。
100詩を一気に読んでみた。
読んでいて、この人の生の感情が積み上がるように伝わってきた。
年相応に、若者なら性や愛に心が動かされて当たり前。
人生の全体を、時の権力者たちに政治利用されても、
人間らしさ、若者らしさに心を置いて、
処刑で終わる短い人生の中で、
自分ってものを生きた人だと感じた。
実は、生き延びた説もあるらしいから、そうあってほしいとは思う。
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代々生まれ変わり続いているダライ・ラマのうち、成人後に還俗し、夜な夜な街で放蕩し、最後にはモンゴル政権に暗殺されたと伝わるダライ・ラマ6世。彼が書いたとされる多数の4行詩から100作を選んで翻訳したもの。色っぽい内容を暗示する作品が多い。興味深いが、残念ながら、感動はしない。
当時の政治状況などの解説と、4行詩の構造の解説がついている。 -
登録番号:1027257、請求記号:929.321/D32
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/787251 -
自由を求めるダライ・ラマ六世ツァンヤン・ギャンツォが書いたとされる詩集。社会的、国家的な圧力が強い現代にこのような美しい詩集が出版されたのは感慨深い。ヘルマンヘッセの「シッダールタ」を思わせる詩に心が打たれる。
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