春香伝 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (2000年12月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784003207314

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

この作品は、身分の違いを超えた若い男女の恋愛を描きながら、朝鮮社会の矛盾や文化的背景を浮き彫りにしています。特に、両班と庶民の間に横たわる深い溝や、文学が持つタブーについての考察が印象的です。物語は、...

感想・レビュー・書評

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  • 解説によると、春香伝は唱劇から文学に持ち込まれたものであるといわれ、作者も書かれた年代(18世紀)もはっきりしない、異本も多い作品とのことです。両班しか読み書きが出来ず、1443年に世宗により朝鮮文字が制定されても庶民が物語の書き手になるには文字から隔離されて暮らしてきた期間が長すぎた。かといって両班は漢詩は良いが文学は罪悪、小説を書くことは破廉恥行為で家名をけがすことだとされ、古代小説が作者不明である原因のひとつのようでした。農民、庶民を苦しめつつも依存しなくては生きていけない下劣な両班を身分の違いを超えた若い男女が追い詰め、二人は周囲から祝福され尊ばれる存在に昇華するところが読みどころだと思いました。

  • 韓流ドラマの根源かも?古語体なのですが、じんわりと春香の夢龍への想いの熱さに脱帽。同題名の映画がありますが、それを観るとさらに愛し合う二人の姿に感動。下手な恋愛映画より、正直でまっすぐな愛に萌えます!

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