アガメムノーン (岩波文庫)

制作 : Aeschylus  久保 正彰 
  • 岩波書店
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  • レビュー :16
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003210413

作品紹介・あらすじ

戦争は何故起り、何をもたらすのか。ギリシアの総大将アガメムノーンは、ついにトロイアーの都イーリオンを攻略し、帰還した。しかしその朝、彼を待ち受けていたのは、留守の間に不義を重ねていた王妃クリュタイメーストラーと、アトレウス家の王位争奪に端を発する、一族の血にまみれ呪われた運命であった。現存最古の戦争批判文学。新訳。

感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • イーリアス読んでる途中で飽きてきた⇒タウリケーのイーピゲネイアを買うけど⇒アガメムノーンの方が話が先らしいと知る。別に全部読む必要もないんだけども。
    内容は思ったより短かったし、言えば脚本なのでセリフのみで読みやすかった。当時の大賞受賞作らしいけど。アカデミー賞的な知識系なんだろう。次はタウリケーのイーピゲネイアをよむー。全部読んだらイーリアスの面白さ分かるかなー????

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    アイスキュロス(Αισχύλος, Aischylos, 紀元前525年 - 紀元前456年)は、古代アテナイの三大悲劇詩人のひとりであり、アッティカ悲劇の確立者。代表作はオレスティア三部作。アイスキュロスは90篇の作品を遺したと伝えられているが、うち、約90篇の題名が知られている。作品が完全な形で現存しているのは、以下の7篇のみである。
    縛られたプロメテウス
    ペルシア人
    テーバイ攻めの七将
    オレステイア三部作
     アガメムノーン
     供養する女たち
     慈みの女神たち
    救いを求める女たち

  • この劇の初演は、ソポクレスの『オイディプス』に約30年先行するのだが、作劇法は決定的に違っている。ギリシャ演劇史に明るくないので、断定的なことは言えないが、それは年代的な差であるよりも、作家の資質の違いによるのではないかと思われる。『アガメムノーン』は、劇であるとはいっても、コロスや登場人物たちのセリフ(口上)がやたらと長く、むしろ叙事詩を複数の語り手が語っているという印象である。したがって、ソポクレスの劇に見られるようなドラマティックな展開はそこには見られない。つまり、葛藤が劇を引き裂かないのだ。

  • どうも分かりづらいんだよなぁ・・・すごい話だとは思うんだけど。舞台とか映像作品で見たら、なにかもっと近づけそうな雰囲気は感じたかも。またはもっと噛み砕いたような翻訳か・・・。

  • アガメムノンは『イリアス』にも登場するギリシャ軍の王ですが、これはトロイア戦争から帰還した彼が妻の裏切りにあって殺害される後日譚とでもいうべきお話。ギリシャ悲劇は基本的に設定がエゲつないというか、近親相姦や血族殺害の話が大半のような気がるすんですが、これももれなく酷たらしい。

  • う~む、ソフォクレスもエウリピデスもおもしろかった。

    なのに、アイスキュロスはどうもスッキリしなかった。
    劇というのは、会話を基礎に物語が進んでいくわけだから、
    説明的になってしまいがちだけど、とくにこの『アガメムノーン』はそう。
    主人公たちに全然共感できずに、退屈な作品だった・・・。

    それとも読みが足りないのか・・・、また読む気はしばらく起こらないと思うけど。

  • 世界史の授業でも登場した一冊。
    演劇形式で進められる形式にはやはり若干の違和感はあったものの、雰囲気は十分に感じ取ることができた。
    後半部分の解説もとても丁寧で参考になった。

  • トロイア戦争総大将アガメムノーンが娘を生贄に捧げられた恨みから妻クリュタイメーストラーに殺害されるアトレウス家の悲劇の物語。
    カッサンドラーがアガメムノーンと自分の死を幻視して嘆くさまは圧巻。

  • ヨメ怖いな~。好きだけど。こういう口が達者で怖い女性キャラ。

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