- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003210413
感想・レビュー・書評
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世界史の授業でも登場した一冊。
演劇形式で進められる形式にはやはり若干の違和感はあったものの、雰囲気は十分に感じ取ることができた。
後半部分の解説もとても丁寧で参考になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
トロイア戦争総大将アガメムノーンが娘を生贄に捧げられた恨みから妻クリュタイメーストラーに殺害されるアトレウス家の悲劇の物語。
カッサンドラーがアガメムノーンと自分の死を幻視して嘆くさまは圧巻。 -
ヨメ怖いな~。好きだけど。こういう口が達者で怖い女性キャラ。
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古代ギリシア世界で広く知られたアトレウス家の伝説の一つ、トロイア戦争総大将アガメムノーンの暗殺に取材したギリシア悲劇。凱旋したアガメムノーンがその日のうちに暗殺される姿には、人の運命の変わりやすさを痛感せざるをえない。そして、娘を生贄に捧げられたクリュタイメーストラーの悲哀。『アガメムノーン』こそ、「カタルシス」という言葉を鋭く突きつけてくれる、悲劇のお手本である。
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トロヤ戦争の総司令官アガメムノンの最期。オレステイア3部作の第1作。
2010年4月7日読了 -
トロイア戦争後日談。ギリシア軍総大将・アガメムノーンの凱旋、妻・クリュタイメーストラーによる謀殺。
復讐の連鎖、全体に漂う不吉な、破滅を予感させる行、それを示唆する鳥占いのイメージが印象的です。カッサンドラの己の避けがたい死を知りながら宮殿に足を踏み入れる姿に惹かれます。 -
¥105
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カッサンドラーの「ぺぅー!」にはまった。原語ではどうなってるんだろう。