ハムレット (岩波文庫)

制作 : SHAKESPEARE  野島 秀勝 
  • 岩波書店
3.61
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本棚登録 : 790
レビュー : 84
  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003220498

作品紹介・あらすじ

弟に毒殺されたデンマーク王の亡霊が王子ハムレットに真相を告げ復讐を迫る。苦悩しながらも復讐を遂げ、自らも毒刃に倒れるハムレット-古くから伝わる復讐譚が、精妙な劇的構造のもとに近代的な心理悲劇に生れ変わった。世界中で愛読され繰り返し上演されてきた、詩人の代表作。悩める主人公の姿は、読む者の鏡でもある。

感想・レビュー・書評

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  • 初シェイクスピアで衝撃を受けました。
    こんな綺麗な言回しができるのか、と息を飲んだ数述べ30以上。笑っちまうぜ

  • ルネサンスの至高、、、!!!

  • *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます*
    http://opac.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB50017312&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • デンマークの王座をめぐる復讐悲劇。
    父王を殺された王子ハムレット。
    王を殺害し、王妃と結婚して王座を手に入れた王弟クローディアス。
    国務大臣ポローニアスの娘オフィーリアとハムレットは恋仲であったが、その恋は引き裂かれ、ハムレットはクローディアスへの復讐を決意する。
    狂気を装うハムレットに失望したオフィーリアは入水自殺?し、それを知りハムレットに復讐しようとする兄レアティーズ。
    レアティーズにハムレットを殺害させようとクローディアスはたくらみ、毒を塗った剣で対決させるが、そのもくろみは失敗し、ハムレット・レアティーズ・クローディアス、王妃ガートルード全員が死亡。

  • シェークスピア4大悲劇の1作にして、有名な一節のある作品。とはいえ題名しか知らずにいたため、今回、手に取った。セリフのみで構成されていたが、映像が目に浮かび、しっかり"読める"つくり。さすがである。

  • 脚注と巻末の補注が丁寧で、文学の授業を受けているようでとても勉強になりました。これがあるのとないのとでは、ハムレット像がだいぶ違ってくると思われます。
    折しもブクログのアンケートで”読書に関する悩みは?”の問いに対して、古典の勉強をしたいけれどどんな教材がよいのかわからない、と書いたところで、なるほど、補注に注目するというのも手だと気づかされました。

  • ハムレットは、復讐をする話なのですが、ポローニアスの台詞が面白かったです。ポローニアスはハムレットの恋人のオフィーリアの父親なんですけど、娘が大好きでオフィーリアがハムレットのことを相談しても的外れなことを言っていて面白かったです。こういう父親はコメディードラマにいそうです。

  • ・主人公ハムレットの人格が魅力的だった。不貞の罪を犯した母への忌まわしさと、その母の血が流れている自分自身の穢れの感覚に煩悶しながら復讐に進む主人公には、若者らしい潔癖さと深情の優しさが感じられた。狂人を装いながら、度々口にする気の利いた皮肉も、大学生だという主人公の知性が表れていて、魅力的だ。
    ルルーシュみたいな感じ、と言うと卑近すぎるかもしれないけど、ググると製作陣も意識しているらしい。
    ・後述の脚注で逐次説明されているが、繰り返し登場するキーワードやイメージが、表現を強力にしていて、巧みだった。
    ・クライマックスの剣術試合は、サスペンスの効果が巧みで引き込まれずにはいられないし、青年二人の決闘は、問答無用で格好いい。ハムレットには黒、レアティーズには白の衣装で戦ってほしい。(ルルーシュとスザクみたいだけれど…。)
    ・演劇ならではの効果(が発揮されているであろう箇所)は、想像力を働かせないと理解できない部分が多いように思った。シェイクスピアが活躍したグローブ座は、東京にも再現されているらしいので、いつか行ってみたい。普通イメージする劇場と違って円筒形をしていて、平土間は屋根が無い(空が見える)。
    ・内容からは離れるけれど、脚注と巻末の補注を使って、原文のダブルミーニングや構成の妙、時代背景等々を解説してくれているので、理解を深めるのにとても助かった。注であっても、訳者の熱意が伝わる書きぶりで、退屈ではないと思う。ただ、底本がどうだという話も多いものの、門外漢なのでそこは追う気力が無かった。

  • 作品についてではないのですが、注釈のところが気になりまりました。舞台となった城はユトランド半島にあると誤解されているようで。

  • 生きるか、死ぬか、それが問題だ。

    父の復讐を果たすまでに、独白ばかりで迷いに迷うハムレット王子。

    覚悟がすべてだ。
    に至るまでの、独白を中心とした王子の心の動きがおもしろかったです。

    怒りで勢いづいたかと思えば、いざ落ち着いてみると急に考え込んだり、悩みだしたりしてぐずぐずするところなど、自分と何ら変わりのない「人間」の弱さを垣間見れて滑稽さすら感じました。

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プロフィール

1564年イギリス・ストラットフォード生まれ。1592年頃にロンドン演劇界で劇作家として幸運なスタートを切る。およそ20年間劇作に専念し名をなす。1616年没。

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