オセロウ (岩波文庫)

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制作 : SHAKESPEARE  菅 泰男 
  • 岩波書店 (1960年6月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003220504

作品紹介

ヴェニスの将軍オセロウは、美しい新妻デズデモウナとの愛に自らの情熱・信仰・理想のすべてを見いだすはずであった。だが、奸悪な旗手イアーゴウが単純で信じやすいオセロウの胸のうちに点じた嫉妬の念は憎悪の炎となって燃えあがり、ついにデズデモウナを亡ぼさずにはやまない。シェイクスピア(1564‐1616)四大悲劇のひとつ。

オセロウ (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • シェイクスピアの四大悲劇の一つ。かわいそうなデズデモウナ!劇中の言葉にもありましたが、人間の嫉妬って疑いから生じるのですね。人を愛するがゆえの嫉妬が生む悲劇は、誰も幸せにしないのであるなあ。

  • ありふれた感想だが、嫉妬も邪知奸佞・邪悪な性格も怖い。 5

  • 何回読んでも、イアーゴウは頭が切れて、嫌なヤツだなって思う。そしてロダリーゴウはあまりにも愚かで、オセロウは素直すぎる。

  • 初シェイクスピア日本語訳。
    ストーリーは言わずもがなだが、菅さんの注釈/解釈がとてもおもしろい。
    人の感情コントロールって何世紀も進歩してないんだなあと思うと絶望的。抗わず、自由奔放に生きるのも今なら許されるか。

  • シェイクスピアのすごいところは、主人公以外のただの悪役とか脇役さえも、活き活きとした魅力的なキャラクターにしてしまうところ。それでいて、ストーリーはしっかり進んで、最後のカタルシスまで持っていく。消化不良なところがない。天才だなあと思う。

    この作品は、とにかく悪役イアーゴウの魅力につきる。彼の嫉妬を動機とした企みは、鮮やかな立ち回りによって、オセロウの恐ろしい嫉妬心を呼び起こす。嫉妬が生み出す悲劇。イアーゴウは、だけど憎めない人物だ。罪悪感など全く感じずに、周りの人間を話術で自分のコマのように動かす。気持ち良いくらいに。

  • 4003220501  232p ?

  • 資料ID:C0030164

    配架場所:本館2F文庫書架

  • 栄誉ある人間も人を見る目がなければ、その地位も失墜する。

  • 初めから最期まで嫌な感じ。
    イアーゴーと比べたらマクベスの魔女たちだって可憐な乙女に思える。

    差別は未来に対する犯罪。
    差別による犯罪は許してはいけない。

    「悲劇作品傍注」コールリッジ
    心に決めた信念や強さがない(個性に欠け、感情が激しい――ちょうど空き家に吹く風が最も騒々しいのと同じように) 無節操

    イアーゴーの本当の気持ち――他人を軽蔑する気持ちを心の中に掻き立て、それを感じたり表したりすることに無上の喜びを味わう人々によくある心理、すなわち自分自身が軽蔑されるのを怖れる気持ち

    オセローは無知を理由に自分を弁護したいのである。しかもただ弁護するのではない――自分を責める事によって、弁護しているのである。

    憎しみに心を支配されている人に、成長し変わってゆくことを期待するのは時間の無駄だ。黙って立ち去るのがよい。

    シェイクスピアの四大悲劇のうち、『ハムレット』、『マクベス』、『リア王』は素晴らしい。ただ『オセロウ』は我慢できない。イアーゴーの台詞は一文字も読みたくない。間抜けな軍人が嫉妬に駆られて健気な妻を殺すなんて。

  • シェイクスピア4大悲劇(?)

    なが~~~~いお話でしたが、結局のところ、

    軍人で黒人のオセロウが不釣合いな美人・デズデモウナと恋をして結婚をした。
    親がどんな手を使ったんだと嘆いたが、二人は本当に愛し合っていた。
    イアーゴウはせんだっての戦で同輩のキャシオーが自分より昇進したのをねたみ、お酒に弱いキャシオウに酒を勧め、けしかけて騒ぎを起こさせた。
    オセロウはキャシオウを副官から降ろした。
    それをとりなしてもらうようにデズデモウナにお願いしてもらえとイアーゴウはキャシオウに口添えする。
    そして、イアーゴウはオセロウにデズデモウナがキャシオウと深い仲だと語って聞かせ、巧妙に仕組み、思い込ませた。

    イアーゴウを信じきったオセロウはイアーゴウにキャシオウを殺すように言って、本人はデズデモウナに手をかけた。しかし、デズデモウナが潔白であることをイアーゴウの妻が暴露する。イアーゴウの裏工作をすべて知り、オセロウはデズデモウナに口付けながら自殺する。

    と言う。これだけの話ですた。長かった。

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