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Amazon.co.jp ・本 (180ページ) / ISBN・EAN: 9784003220528
みんなの感想まとめ
テーマは人間の欲望と悲劇的な運命であり、シェイクスピアの四大悲劇の一つとして、深い心理描写が魅力となっています。登場人物の葛藤や錯乱が巧みに描かれ、特にマクベスがダンカンを殺害した後の心の動きは圧巻で...
感想・レビュー・書評
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伊坂幸太郎著書の『あるキング』からの流れで拝読。
シェイクスピア作、四大悲劇のうちの一作。
「Fare is foul、and foul is fare」
この劇中のセリフからどのように繋がっていくのかを確かめたくて手を出してみましたが、まさに悲劇でした。
他作品も機会を見つけて手を出してみます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『リア王』に続き、4大悲劇の1つ『マクベス』読了。
シェイクスピアは『ロミオとジュリエット』が初めて読んだ作品で、登場人物の名前似ていて、一覧に戻る作業が大変だったのを覚えている。今作もその作業をすることとなったので苦労した。
マクベスがダンカンを殺した後、回れ右が効かなくなる状況で、マクベスが錯乱していく様子がとてもうまく描かれていたと思う。劇も見てみたくなった。 -
英語で読了。
んー、戯曲として書かれてるから活字だけで読んじゃうと面白さが7割くらい損なわれてる気がする。 -
いつか劇で見たいと思った。
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シェイクスピアは英米文学の授業で少し触れた記憶。
人間の中にある心の弱さや脆さ。
いつの時代も人間の本質は変わらないのだなぁと思う。そして、女性は強い。今の時代に共通する事。マクベスの情けないこと… -
読了…
戯曲を読むのは二度目、一度目は中野美奈子先生の「鮫人」だった。当時まだ20代だったので戯曲を楽しむには想像力が足らず、全然面白くなくて途中で諦めた記憶がある。
シェイクスピア作品では映画ですがアンソニーホプキンス主演の「タイタス(アンドロニカス)」が大好きで何回も繰り返し見ています。古典に現代的な設定を組み込んだ大胆なアレンジがされているところがすごく面白いですし、舞台演劇らしい大袈裟で詩的な言い回しの台詞も素晴らしく、しかも非常に残酷な復讐劇…メチャ面白いので是非見て欲しい作品です。
昔から巌窟王とかリア王、ハムレット、オセロ、じゃじゃ馬ならしとか古典に興味はありましたが、敷居が高いと言うか、なかなか手が出ませんでした。最近、YouTubeでオリラジの中田敦彦さんがやってる番組で「マクベス」をやっており、それを見たのがきっかけで読んでみました。まぁあらすじはYouTubeで見た通りなので予備知識が入ってる分読みやすく面白かったです。17 世紀でも人間の生きる道ってある種、正道ってものがあってそこから外れた外道にはそれらしい末路があるんだなぁ〜って感じます。本編140頁ほどでとても短いので読み易いと思います。
ちなみに映画化されたシェイクスピア作品だと「タイタス」が一押しですが、ディカプリオとクレアデーンズの「ロミオとジュリエット」は面白いです。少し難解ですがヘレンミレン主演の「テンペスト」もオススメです。 -
1606年にシェイクスピアによって書かれた「マクベス」。
四大悲劇のうちのひとつ。
狂気を感じる作品。凄まじい負の連鎖。
名作。 -
木下順二訳で読んでみた。本人による解説でなるほどと思う部分が多かった。きれいは汚い、汚いはきれいっていうのはけっこう名訳なんだなと思ったが、その後のつながりから言うと十分ではないというのもわかった。古典は深い。
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海外文学に全然ハマれない( ; ; )
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190P
初版発行: 1623年
ウィリアム・シェイクスピア
イングランドの劇作家・詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、もっとも優れているとされる英文学の作家。また彼の残した膨大な著作は、初期近代英語の実態を知るうえでの貴重な言語学的資料ともなっている。
マクベス
by シェイクスピア、大山俊一
【マクベス】 お前の顔は引っ込めろ。〔下僕退場〕 シートン! わしは気分が悪い。 あいつを見ていると……シートンはおらぬか? この一戦こそ 俺を永久に元気づけるか、それとも一挙に蹴落とすかだ。 俺はじゅうぶんに長生きをした。……俺の一生涯もすでに 凋落のとき、黄葉の時候に落ち込んでしまったのだ。 そして老年時代の伴侶として付き添うべきもの、 たとえば名誉、敬愛、服従、大勢の友人のごときは、 俺は持つことを期待してはならぬ。その代わりにあるものは、 数々の呪い……声にはなっていないが、根が深い、それに気の毒に、 家来どもの空世辞、追従……誰もがやめたくて、しかもやめられぬもの。 シートン!
〔若きシェイクスピアから巨匠へ〕 シェイクスピアが名作『マクベス』を書いたのはいつか、その的確な期日はわかっていない。しかし多くの最近のシェイクスピア学者たちが推測しているように、『マクベス』が最初に上演されたのはおそらくは一六〇六年八月と考えられるから、実際に書かれたのはその前年か、またはその年と考えてそう大きな誤りはないだろう。シェイクスピアが四十一か二歳のときである。十七世紀初頭の数年間、一六〇〇~六年はおそらくはシェイクスピアの劇作活動が最高潮に達した時期といえる。このあいだにシェイクスピアは『ハムレット』『オセロウ』『リア王』『マクベス』など、ふつう彼の四大悲劇と呼ばれている大作を次々に書いた。『マクベス』はこの中でも最後期の作品である。
マクベスはすでに何らかの形で王位を簒奪することを考えていたに相違ない。その悪の選択に対して魔女どもは誘惑の言葉、呪文を投げかけるのである。その点ではマクベスはすでに「汚ない」と言える。しかしそれだけで全部ではない。悪の選択をしたマクベスも、もし魔女どもの誘惑、マクベス夫人の誘惑がなかったら、彼の悪への芽ばえも萎えしぼんでしまっただろうとも言える。その点ではマクベスは「きれい」であるかもしれない。要するに初めて登場してくる主人公マクベスはリチャード三世の場合と違って、完全に「汚ない」悪党ではけっしてない。彼の性格はヒースの魔女どもを包んでいる「霧と汚れた空気」(一幕一場)同様、「きれいで汚ない」以外の何ものでもない。そしてそれから、この芝居全篇のドラマを通して、「汚ない」悪党の姿が徐々に形成され、展開されてゆくのである。『リチャード三世』ではわれわれ読者、観衆は主人公リチャードの悪党ぶりを外面からながめる。『マクベス』ではわれわれ自身も主人公マクベスの意識の世界に直接に入りこんで、その悲劇の苦悩をあいともに分かち合う。初期のシェイクスピアと悲劇時代の彼との違いが、ここにはっきりと浮き彫りにされている。
このことは後者の態度を精神分析学に置き換えれば、二つの態度はそっくりそのまま現在にも適用されるものであろう。現在では魔女は存在しない。しかし現在のわれわれにとって「魔がさす」という事態が依然として一つの事実であることが示しているように、マクベスの悲劇は常にわれわれの心の中に実在する一つの悲劇のパタンだと言える。同時代の哲学者ベイコンは魔女や亡霊の 跳梁 する「魅惑の鏡」を理性の光で払拭したかに見えたが、われわれは魔女から逃避することは永遠にできない。
魔女はこの「濃い」空気(霧、あらしなど)の中を箒などに乗って飛びまわり、自由に空中に「融けこむ」(身を隠す)ことができるが、これは彼女ら自身の力によるのではなく、いずれも悪魔の力によるものである。魔女は「使い魔」というものを従えている。「使い魔」はふつう猫、コウモリ、フクロウ、ヒキガエル、イモリなどの小動物で、主人たる魔女の命令を行なうものである。ジェイムズ一世などはこの「使い魔」が実は悪魔自身だと考えている。魔女は悪魔の奴隷であるが、その魔女の奴隷である「使い魔」となって魔女の行動を監視しているというのである。その場合には「使い魔」は実際には悪魔自身、魔女の主人である。 -
シェイクスピア/木下順二訳『マクベス』読了しました〜!
所々分からないところがあったから、別の翻訳とかでも読み直したいなぁ。
マクベス夫人が強すぎる。覚悟決まりすぎ。
「みなぎりわたる大海原の海の水ならこの血を
きれいに洗ってくれるか?この手の方が逆に、うねりうねる大海の水を朱に染めて、あの青さを赤一色に変えてしまうだろう」
「こんなにフェアでファウルな日は初めてだ。」
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マクベスが底抜けの悪って感じではなくて、普通の人間があるきっかけで悪の道に行っちゃたなという感じ。なんか小物感が前半はする。マクベス嫁怖すぎ!
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四大悲劇-
舞台は11世紀スコットランドだけれど、この話は今を生きる私たちにも通じるものがあるだろう。
勇敢だったマクベスは魔女の暗示にかかり、王ダンカンを殺してしまう。そこから、王の子供を恐れ、親友を恐れ、手を血で染めていく。あの勇敢な武将マクベスの姿はどこにもない。あるのは魔女の暗示のみを信じる哀れな権力者の姿だけだ。
マクベスを変えてしまった魔女の暗示は、現在にも蔓延っているのだろう。何を信じ、大切なものは何なのか、自分が惑わされないよう、強い心を持たなければと思った。 -
何だっけ、光は暗闇〜みたいな文句。
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初シェークスピア。野心で身を滅ぼしたマクベス。霊感商法に弱そう……。マクダフに関しては、あなたがなんの策も立てず置き去りにした結果ではないかと思えてしまい、彼の言動にちょっと納得できず……。妻に相談しすぎのマクベスはどうかと思うが、ひと言の相談もしないマクダフもいかがなものか。活字では物足りないので、いちど観劇したいです。
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推しの朗読劇がマクベスだったので予習用に。きちんとシェークスピアを読むのは初めてだったけど、解説まで読むと色々な仕掛けがしてえることが分かってとても面白かった。舞台が目の前に浮かんでくるようで、その後に実際の朗読劇を観られたのはとても良かったと思う。
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