- 岩波書店 (2002年2月15日発売)
本棚登録 : 154人
感想 : 15件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (220ページ) / ISBN・EAN: 9784003220573
みんなの感想まとめ
15世紀のイングランドを舞台に、主人公リチャードが王位を狙う壮絶な物語が展開されます。彼の巧妙な策略と冷酷な行動が描かれ、読者はその極悪非道な姿に驚かされることでしょう。シェイクスピアの原作であるため...
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
世界史の知識皆無なので、読み始めは登場人物や背景が全く分からず苦しかった。ちょろっとネットで登場人物について調べるだけですぐに面白い作品と感じられるようになった。薔薇戦争について詳しい人だとどうなのと思うところもありそうに感じたが、自分みたいに知識ない人はエンタメとして楽しめると思う。
-
222P
ウィリアム・シェイクスピア
イングランドの劇作家・詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、もっとも優れているとされる英文学の作家。また彼の残した膨大な著作は、初期近代英語の実態を知るうえでの貴重な言語学的資料ともなっている。
リチャード3世
by シェイクスピア、大山俊一
『リチャード三世』がシェイクスピア在世当時から、たいへんな評判作であったことは周知の事実である。一五九七年から一六二二年までの間に、「四折版」の形で六版を重ねたほどである。一六二三年には「二折版」の形でシェイクスピアの全集が出版され、以後各種各様の版でじつにおびただしい数の版を重ねて今日にいたっている。『リチャード三世』はシェイクスピアの全作品中、『ハムレット』などと共に最も多く読まれ、愛された作品の一つと言える。
十八世紀イギリス文壇の大御所、ジョンソン博士は次のように言っている。 「これはシェイクスピアの最も評判のいい作品の一つである。しかし、これはよくあることだが、評判がいいからと言ってそれが優れた作品であるとは限らない。この劇にはそれ自身優れたシーンが幾つがあり、また上演して効果をおさめるような優れた構成があることは否定できない。しかしある部分は末梢的であり、ある部分は鼻もちならぬものであり、またある部分は事実とかけ離れすぎている」 -
「リチャード三世」と「倫敦塔」
-
醜く生まれた体を呪い、言葉一つで次々と周りを陥れ、王の座を得たグロスタ公リチャード3世。
罵詈雑言のオンパレード。こんな嫌なやつはいないのに、昔の文章だからか、まるで音楽のように美しくさえ聞こえることも。
リチャード以外にも、マーガレットの呪いの言葉、戦時の天幕の夢に現れた亡き者にされた人々の言葉も印象に残る。
この本は木下順二訳だが、他の訳も是非読んでみたい。
舞台版はACTシアターで、リチャードは古田新太さん。後々まで心から離れない舞台でした。 -
般教の文学、シェイクスピア、
かなり面白い授業でした。 -
人物名が覚えられなくて、あれ、これ誰だっけとなるし、歴史を知らないから背景もわからない。シェイクスピアの作品に中でも、格調高さなら「ハムレット」があるし、話の筋の面白さなら「リア王」がある。だから単に戯曲を読むだけならそんなに飛び抜けて面白いわけじゃないと思う。
でも、上演されたものを観るのなら、あるいは自分で演じたり自分で演出するのなら、間違いなくこれが一番面白そう。役者や演出家しだいで全く違う作品がいくつもできあがりそう。それは主人公グロスタ公の人物造型ひとつで作品の雰囲気が決まるようの思うから。天才的な策略家か、絶対的な悪か、たまたま頭一つ抜けてしまった小悪党なのか、屈折した想いを権力に求める男なのか、解釈は広くできて、役者や演出家の数だけいろんなグロスタ公ができあがる。そのぶん演技力・演出力は相当に求められるだろうけど、それがぴたっとあった時にはきっとすごいものができるんだろうと思う。 -
シェイクスピアってもっと難しいと思ってた。
ちょっと展開が強引なところもあったけど、セリフにテンポがあって、世界にどっぷり浸れました。
王妃マーガレットが舞台後方でツッコミ入れまくるところと
亡霊たちが「この世に思いを絶って死ね」と連発するシーンは
実際に劇として観てみたい。
(10.05.01)
図書館。
(10.04.29) -
シェイクスピアならではの華麗な言葉のやりとりが存分に楽しめる。リチャードの悪党っぷりも魅力だ。
-
2004年8月25日。
-
悪逆非道のグロスター公リチャードの、手段を選ばぬ栄達と転落。
日本では市村正親さんの当たり役。 -
次から次へと悪巧みを生み出せるあなたをある意味尊敬します。
著者プロフィール
木下順二の作品
