対訳 シェイクスピア詩集―イギリス詩人選〈1〉 (岩波文庫)

制作 : 柴田 稔彦 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 138
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003220580

作品紹介・あらすじ

「君を夏の一日と比べてみようか?/だが君のほうがずっと美しく、もっと温和だ…」(『ソネット集』18番)-愛する心の悩みや葛藤が痛切にうたわれた『ソネット集』を中心に、劇中歌および『ヴィーナスとアドーニス』『ルークリース凌辱』からエッセンスを厳選して対訳形式で収録。詳しい脚注を付し、詩人としてのシェイクスピア(1564‐1616)の魅力に触れられる1冊。

感想・レビュー・書評

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  • ソネット集は直球の愛の歌なので読みながらちょっと照れる。しかも男同士らしく、41番などは彼が女と浮気するからって「ぼく」が「やれやれ」とぼやいている。こういう外しを入れてくるということは、よほど自信作だったのか。

    物語詩の『ヴィーナスとアドーニス』『ルークリース凌辱』は、情景がよく伝わってきて引き込まれた。神話と詩は相性がいいらしい。

  • 美しいなあ。

  • 対訳シェイクスピア

  • やっぱりソネットの116番はよい。
    bears it out even to the edge of doom!

  • 穏やかな笑顔の内では、心情の激しく揺らぐ姿が見える。相手を怯えさせないように、細やかさを演出する。恋に蠢くシェイクスピアの情緒が、さり気無く、それでいて克明に刻まれている。この、さり気無く、それでいて激しく、しかし時に穏やかに。恋心を抱く感情というのは、もしかすればこういうことなのかもしれない。

  • シェイクスピアの時代の英語って今の英語と結構違うけど、英語圏の人はシェイクスピアが書いたそのままの文を読むの?現代語訳されたのを読むの?

  • シェイクスピアの詩人としての側面の素晴らしさが分かる一冊。詩の表現はやはり原文だからのこその価値(もちろん翻訳後でも充分素晴らしいのですが)だと思うので、ある程度英語が分かるなら原文左側だけで十二分に楽しめると思います。むしろ始めは和訳右側を見ずに、左側だけで読んだほうが良いかと。もしくはその逆か。和訳右側も読み惚れるほど、詩的な日本語で綴られています。英語の勉強にはあまりならないと思います。というのも、当然ですがかなり詩的に訳してあるので。翻訳の表現の勉強としてなら、参考になると思います。対比して読む、というよりは、一冊で二度楽しめる本かと。

  • ソネット集を読みたくて購入。

  • この本は、シェイクスピアの代表する本からと劇中歌がのっていました。
    感想を正直に書くと言葉の表現が難しく、現代では使わないような言葉があって、読み進めるのと理解するのは少し難しかったです。
    けど愛に対する考えがすごいのは読み取れました。もしかしたら本当に愛する人に向けているような言葉があった気がします。
    あとは、やっぱり今の時代と昔の時代では環境だけじゃなく人の感情のとらえ方や表現が違うんだと感じた本でした。

  • 1割は必要に迫られて、でも残りの9割は、どうしても読みたくて。なんて美しい韻の踏み方をしているんだろう。これ、詩として翻訳するの、至難の業だー、と思いつつ、感心しながら味わった。とっても勉強になった。

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著者プロフィール

1564年イギリス・ストラットフォード生まれ。1592年頃にロンドン演劇界で劇作家として幸運なスタートを切る。およそ20年間劇作に専念し名をなす。1616年没。

「2018年 『新訳 お気に召すまま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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