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Amazon.co.jp ・本 (294ページ) / ISBN・EAN: 9784003221143
感想・レビュー・書評
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モーム選の世界十大小説のうち8作品目を読了。(残るは「白鯨」と「ボヴァリー夫人」)
4巻に渡る大長編も見事完結。
孤児ジョウンズの両親は実は、、というどんでん返しあり、いけすかないブライフェル君の悪事が最後にオールワージ氏にバレた後の大転落あり、吉本新喜劇的なドタバタ劇。あるいは、昼ドラ的というべきか。
ジョウンズの出自が判明した後も、ソファイアが簡単には結婚を承諾せず、ベラストン夫人宛のジョウンズの手紙の釈明と誠意の証明を頑なに求める場面は、読み応えがあった。
18世紀の小説とは思えないくらい、人物像は現代的で生き生きとしている。家柄を重視する社会の気風の中、自由恋愛をよしとする人物が主役級に連なっていて、日本で言うと20世紀前半くらいの感じだろうか。
登場人物が多数の中、一覧表がなかったので付けておく。(ネタバレ情報は含まず。Wikipediaで登場人物一覧を見ようとして、大オチのネタバレ情報にうっかり接してしまったので、最後のカタルシスが半減してしまったのが残念だった。)
〈登場人物一覧〉
オールワージ 地主
ブリジェット・オールワージ(ブライフェル) 妹
デボラ・ウィルキンズ夫人 女中
ジェニー・ジョウンズ 捨て子の母
トム・ジョウンズ 主人公
ブライフェル先生 医者
ジョン・ブライフェル大尉 医者の弟
ブライフェル君 ブライフェル夫妻の息子
パートリッジ 教師 ジェニーの奉公先
パートリッジ夫人 オールワージ家奉公経験有
ジョージ・シーグリム(ブラック・ジョージ) 猟番
モリー・シーグリム その娘
スワッカム氏 牧師 二少年の教育係
スクウェア氏 哲学者 食客
ウェスタン氏 隣の地主
ウェスタン女史 その令妹
ソファイア・ウェスタン 地主の娘
オナー女史 その侍女
サプル氏 副牧師
ウィル・バーンズ 伊達男
ノーザトン少尉 ジョウンズと喧嘩
ベンジャミン 理髪師 外科医 元パートリッジ
ホワイトフィールド 旅館経営者
ダウリング 弁護士
サー・ジョージ・グレシャム パートリッジの同級生
ウォトスン パートリッジの悪友
ウォーターズ夫人 ジョウンズに助けられる
ウォーターズ大尉
スーザン アプトンの宿屋の女中
フィッツパトリック 逃げた妻を追ってきた紳士 ウェスタン氏の姪の夫
ハリエット フィッツパトリック夫人 ソファイアの従姉妹
べラストン夫人 ウェスタン家の遠縁
ミラー夫人 ジョウンズのロンドンでの寄宿先 元牧師夫人の寡婦
ナンシー嬢とベティ嬢 ミラー夫人の娘
ジャック・ナイティンゲイル君 ミラー夫人宅の書生
フェラマー卿 ジョウンズのライバル
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2010.10.16 購入
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