説きふせられて (岩波文庫)

制作 : Jane Austen  富田 彬 
  • 岩波書店 (1998年10月16日発売)
3.70
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  • Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003222232

作品紹介

愛しながらも周囲に説得されて婚約者と別れたアン。八年の後、思いがけない出会いが彼女を待ち受けていた…興趣ゆたかな南イングランドの自然を舞台に、人生の移ろいと繊細な心のゆらぎがしみじみと描かれる。オースティン最後の作品。

説きふせられて (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 粗筋は
    大好きだった人との結婚を周りの反対で諦めたアン、
    何年かぶりにその男性と再会し…

    やっぱりどうしても大好きな
    『高慢と偏見』に出てくる
    ダーシーさんとエリザベスちゃんと比べてしまうのだけれど!

    お相手のウェントワース大佐が割と饒舌でねえ、
    ダーシーさんはほら、寡黙でしたでしょ?
    だからなんかちょっとチャラいと言うとなんだけれど…。

    また、アンさんが可愛いんだけれど、おとなしすぎて、
    エリザベスちゃんのユーモアと機知にとんだ発言が
    懐かしいや。

    とりたててウェントワース大佐が活躍する場面もなく、
    その良さの表現も「気が合う」と言う域を出ず、
    「へー、そうなんだ」と言う心で読み進むのみ。

    ただ、この小説でも
    絶妙に駄目で馬鹿な女のひとが出てきて笑ってしまうのだけれど、

    この「この人しょうもない」と言う評価は現代の日本でも
    もちろん通じるもので、
    こうして国を越え、時も越えて同じ、と言うのがとても面白い。

    オースティンさんの身近にこう言う人がいたのかなあ。

    読後の感想は、
    「また『高慢と偏見』読まなきゃ!」なのでした。

  • 内容はともかく、訳が読みにくくてしかたなかった。オースティンの文の難しさではなくて、日本語としておかしいところがあるような‥言葉の古さも気になりました。原書か他の訳で読み直したいです。

  • アン・エリオットは、海軍に勤めるウェントワースと相思相愛になり婚約する。
    しかし釣り合いや彼の財産のなさから、周囲に説き伏せられて婚約解消してしまう。
    8年後に運命の巡り合わせで再会するものの、彼の態度は冷たく、アンも後ろめたさから一歩踏み出せない。
    ---
    初オースティン。途中で挫折しそうになった。
    合わないのか訳の問題なのか。

  • 富田彬先生のあとがき
    ヴァージニアウルフのコメント

  • 大体のあらすじはこんな感じです。貴族の娘であるアンはウェントワースと恋に落ちて婚約をしますが、身分の違いから周囲に反対され、婚約を破棄します。しかし八年後、アンは金持ちになって戻ってきたウェントワースと再会をしますが、親族の関係もあってどうしても同席しなければならず、アンは苦しみます。
    堅苦しい文章ですが、内容は恋愛小説です。

    主人公のアンは周りの説得によって婚約を取り消してしまいますが、それを根に持つウェントワースは、アンに対してあてこするように「変わらない決意こそが大事だ」というようなことを言います。
    『説きふせられて』というタイトルにあるとおり、この物語では説得に応じてしまう心の弱さについてたびたび触れており、私も最初はウェントワースの言い分はもっともだと思いましたが、その後の展開で言い分が覆されたのが面白かったです。

    前に違う訳者の小説を読みましたが、同じオースティンなのに、訳者が違うだけでこうも読みやすいさに差が出るのかとびっくりしました。
    少々お高いですが、解説も豊富なのでちくま文庫版の『説得』を読めばよかったかなと少し後悔。

  • 再読。実のところ、ジェーン・オースティンで1番好きな作品。穏やかではあるが、ページを捲る手が止まらない。秋の一夜にぜひ。

  • 静かだが、恐るべき心理描写。

  • オースティンの作品はどれも大好きですが、1番は、説きふせられてと、高慢と偏見と迷います。説得されて婚約を解消したヒロイン、8年後の偶然の再会!説得された人、してくれた人、した人、すごく時間の流れや思いが丁寧で何度読んでも飽きないです。

  • オースティン最後の長編。一度は別れた2人が再び出会うが・・・紆余曲折というお話。思うようにいかなかったりまわりの影響をうけたり。なかなかおもしろかった。
    ちなみに「説得」と題された小説は同じ作品。

  • ジェーンオースティンは、映像から入った。時代背景がわかりにくいから、映像から入って正解だと思う。今も昔も変わらぬ物があるんだと思う一冊、大好き。

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