エマ 下 (岩波文庫 赤 222-5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003222256

感想・レビュー・書評

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  • 穏やかな雰囲気が常でハッピーエンドなので幸せな気持ちになれる。エマは才色兼備に違いないが人間らしい欠点も多く持ち合わせてた。(ジェーン・オースティンも「私以外には誰も好きにならない」と言ってる・・笑) J・K・ローリングの作品の雰囲気と似てるように感じたが、実際J・K・ローリングはエマを20回以上愛読したらしいと公言していた。

  • 成長していくエマが好き。
    結局のところ、人って成長できるかどうかが分かれ目では?
    エマは自惚れ屋で独善的だけど、自分の間違いを認める心を持っている。
    だから好き。きっと良いカップルになれるね。

  • 『高慢と偏見』を読んで、オースティンの作品をもっと読みたい!と思い手に取った作品。
    それぞれの人物の個性が際立っていて、「こんな人いるわ~」と思わされる。200年も前の作品なのに。

    会話の軽快さや、心の移り変わりの描写の丁寧さは本当に脱帽で、また別の作品に挑戦したいと感じました。

  • 無事、思ったとおりの展開になりましたが、そこに持って行くまでのうまいこと、ニヤニヤ楽しみました。

  • 時代背景は感じても作品自体に古さは感じず、普通の恋愛小説のように楽しく読めた。ハリエットの結末にご都合主義的なものも感じたが、深読みしまくれば納得できないこともないし、悲劇の似合う雰囲気でもないからいいと思った。

  • 話の流れを知ってる状態で読むと、細かな仕掛けの多さに驚く。

  • エマの性格の変化が見事。

  • 主人公エマの事を、最初から最後まで好きになれなかった。
    でもオースティンの作品は主人公がイケ好かなくても面白い。
    と言う意味で、素晴らしい作家だと思う。

  • 【ひとことポイント】
    この会話の結果がどうなろうと、きみがぼくの最愛の人であることは変わらない

    美しく知性ある女性のエマは、気取って人の恋の仲介役を買って出るが、誤解や勘違いばかり。
    そんな主人公が一癖も二癖もある登場人物に囲まれながら、自分の失敗や愚かを学び成長し、最後には結婚する様を綴った物語。
    私がこの本に出会ったきっかけは、作者であるジェーン・オースティンの小説「高慢と偏見」を原作にした映画「プライドと偏見」でした。この作品を見て、ジェーン・オースティンの小説を読むようになりました。何作品か読んだ中で、私が一番好きだった作品が今回の「エマ」。癖のあるエマに始めは戸惑いますが、だんだんと成長してく過程が自然な流れで書かれています。
    人の恋には積極的なのに自分のこととなると全く気付かないエマがかわいいです。
    古い小説ですが、恋愛小説が好きな方はぜひ読んでみてください。

    <情報学部 2年 N>

    企画コーナー「成長する本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。
    展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2012/11/26-12/25まで】

    湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1319813

  • 映画をもう一度見直したくなった。

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ジェーン・オースティンの作品

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